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概要:29日のニューヨーク外為市場でドル・円は136円34銭から137円00銭まで上昇後、反落し引けた。 メスター・クリーブランド連銀総裁が7月FOMCで0.75%の利上げを支持する姿勢を示したほか、パウエ
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は136円34銭から137円00銭まで上昇後、反落し引けた。
メスター・クリーブランド連銀総裁が7月FOMCで0.75%の利上げを支持する姿勢を示したほか、パウエルFRB議長が欧州中央銀行(ECB)の年次フォーラムで、インフレを2%に引き下げることを強く再公約したため、金利先高観にドル買いが強まった。
しかし、1-3月期国内総生産(GDP)確定値が予想外に改定値から下方修正されたほか、同期個人消費確定値も予想外に改定値から下方修正され20年4−6月期以降で最低の伸びを記録。
一方、同期価格指数は予想外に改定値から上方修正され、81年3月来の高水準となり、スタグフレーション懸念が強まり、金利低下に伴いドル買いが後退した。
ユーロ・ドルは1.0529ドルから1.0445ドルまで下落し、引けた。
ユーロ・円は143円85銭まで上昇後、142円65銭まで反落。
ポンド・ドルは1.2176ドルから1.2106ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.9504フランから0.9550フランまで上昇した。
[経済指標] ・米・1-3月期GDP確定値:前期比年率‐1.6%(予想:-1.5%、改定値:-1.5%)・米・1-3月期個人消費確定値:前期比年率+1.8%(予想:+3.1%、改定値:+3.1%)・米・1-3月期価格指数:前期比+8.2%(予想+8.1%、改定値+8.1%)
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