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概要:メタ、マイクロソフトなどの米巨大テック企業は、各社のメタバース(巨大仮想現実空間)に互換性を持たせるための業界標準開発促進団体「メタバース・スタンダーズ・フォーラム」を立ち上げた。
メタ、マイクロソフトなどの米巨大テック企業は、各社のメタバース(巨大仮想現実空間)に互換性を持たせるための業界標準開発促進団体「メタバース・スタンダーズ・フォーラム」を立ち上げた。写真は、メタのロゴ。2022年6月17日にパリで撮影。(2022年 ロイター/Benoit Tessier)
[21日 ロイター] - メタ、マイクロソフトなどの米巨大テック企業は、各社のメタバース(巨大仮想現実空間)に互換性を持たせるための業界標準開発促進団体「メタバース・スタンダーズ・フォーラム」を立ち上げた。
21日の発表によると、参加企業には半導体メーカーからゲーム会社まで多数の大手企業や「ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム(W3C)」のような既存の標準化団体が含まれている。
ただ、アップルは今のところメンバーリストに含まれていない。アナリストは同社が今年か来年に複合現実ヘッドセットを発売すれば、メタバース市場の競争で支配的なプレーヤーになると予想している。
また、ゲーム会社のロブロックスやナイアンティックのほか、ザ・サンドボックス、ディセントラランドといった暗号ベースの新興メタバースプラットフォームも含まれていない。
新団体の議長を務める半導体大手エヌビディアの幹部、ニール・トレベット氏はロイターに対し、暗号世界からを含め、いかなる企業の参加も歓迎すると表明。同フォーラムはメタバースにおける「現実世界相互運用性」を実現するためにさまざまな標準化団体や企業間のコミュニケーション促進を目指すとした。
アップルの不参加がこの目標に与える影響については言及しなかった。
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