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概要:[シドニー 21日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)は21日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)下で債券利回りを低水準に維持する目標を導入した措置について、実施期間の大
[シドニー 21日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)は21日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)下で債券利回りを低水準に維持する目標を導入した措置について、実施期間の大半において成功したが、終了に当たっては混乱が生じ、中銀の評判が幾分損なわれたとの見解を示した。
中銀は同政策の見直しの中で、利回り目標は借り入れコストを低下させ、一連の政策措置の他の主要項目を下支えすることで、極端な下方リスクの回避に寄与したと評価した。
その上で「(実施)期間の大半において目標は達成されたが、2021年終盤の終了は無秩序で、債券市場のボラティリティーや市場における一定のディスロケーション(転位)を伴った」とし、これによって「中銀の評判が幾分損なわれた」と指摘した。
いかなる利回り目標も再び導入する可能性は低く、さまざまな年限の債券の購入目標を設定する方が好ましいとの認識を示した。また、利回り目標は21カ月間維持したが、もっと早期に終了すべきだったことは明らかだとし、今後はいかなる新規の措置も期間を短くする方針を示した。
利回り目標は20年3月に導入され、3年債利回りの目標を0.25%前後に設定。同年に0.1%に引き下げられた。
21年終盤には市場が早期利上げのリスクを織り込むようになり、債券利回りが上昇を開始。中銀は当初、利回りを抑えるための債券買い入れを行ったが、10月下旬に買い入れを停止すると利回りが急騰し、債券先物が急落した。
中銀は「利回り目標の終了は多くの金融市場参加者にとって試練となった。目標が維持されると期待していた向きも含む」と指摘。
また、買い入れた債券はその後の利回り上昇(価格は低下)によって損失が生じた。中銀の理事会はこの結果、「政策決定の際、特に非伝統的措置が絡む場合はあらゆるシナリオを考慮に入れる手法を強化することで見解が一致した」と説明した。
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