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概要:米国株式市場はまちまち。 ダウ平均は151.91ドル安の30364.83ドル、ナスダックは19.12ポイント高の10838.35で取引を終了した。 ソフトウエアメーカー、オラクル(ORCL)や運送会社
米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は151.91ドル安の30364.83ドル、ナスダックは19.12ポイント高の10838.35で取引を終了した。
ソフトウエアメーカー、オラクル(ORCL)や運送会社フェデックス(FDX)の株価上昇を受け投資家心理が改善し、寄り付き後、上昇。
しかし、5月生産者物価指数(PPI)が消費者物価指数(CPI)に続き大幅な伸びに留まったため、連邦準備制度理事会(FRB)の6月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.75%の利上げが市場にほぼ織り込まれると金利の上昇に伴い売りが加速し、主要株式指数は下落に転じた。
ダウは終日軟調に推移。
引けにかけては、ハイテクが持ち直しナスダック総合指数は小幅高で終了した。
セクタ—別では自動車・自動車部品や運輸が上昇した一方で、家庭・パーソナル用品、公益事業が下落。
運送会社のフェデックス(FDX)は役員給与に直接連動させ株主還元を増やす方針に基づき50%超の増配を発表したため、買われた。
携帯端末のアップル(AAPL)はメジャーリーグサッカー(MLS)とAppleTVアプリケーションでMLSの全試合のライブ配信を視聴できる10年間の独占契約を成立させたほか、新13インチのM2チップ搭載マックブックプロが今週末から発売されるため、期待感から買われた。
短文投稿サイトのツィッター(TWTR)はマスク氏が同社従業員向けのタウンホール・ミーティングを開催するとの報道を好感し、上昇。
一方で、暗号通貨取引所のコインベース(COIN)は景気減速を理由に従業員を全体の18%削減する計画を発表し下落した。
不動産会社のコンパス(COMP)やレッドフィン(RDF)も住宅ローン金利の急上昇などを受けた住宅市場の急激な悪化を見込み、雇用削減を発表したためそれぞれ下落。
30年物の固定住宅ローン金利は6.28 %と、前週の5.5%から急伸した。
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