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ＥＵ、ロシア産石油の部分的禁輸とズベルバンク制裁を承認
概要：欧州連合（ＥＵ）はロシアに対する制裁第６弾を承認した。これにはロシア産石油の部分的な禁輸と、同国最大手行ズベルバンクを国際銀行間通信協会（ＳＷＩＦＴ）の決済ネットワークから排除することが含まれる。２日の大使級会合で支持されたことを、ＥＵ議長国を務めるフランスがツイッターで確認した。
欧州連合（ＥＵ）はロシアに対する制裁第６弾を承認した。これにはロシア産石油の部分的な禁輸と、同国最大手行ズベルバンクを国際銀行間通信協会（ＳＷＩＦＴ）の決済ネットワークから排除することが含まれる。２日の大使級会合で支持されたことを、ＥＵ議長国を務めるフランスがツイッターで確認した。
ロシア産石油の部分禁輸については協議が難航していたが、ハンガリーが反対を取り下げたことでまとまった。加盟各国は、海上輸送による原油輸入を６カ月以内、石油製品輸入を８カ月以内に停止する。ロシア産への依存度が高いハンガリーや他の内陸国への配慮から、パイプラインを通じた原油輸入は一時的に禁輸の対象外とした。
Thanks to the @Europe2022FR French Presidency, another strong package of sanctions was agreed today against Putin and the Kremlin.
De facto 90% of Russian oil imports to will be banned by the end of 2022.
This will reduce Russias capacity to finance its war.
— Ursula von der Leyen (@vonderleyen) June 2, 2022
金融機関への制裁では、ズベルバンクのほかクレジット・バンク・オブ・モスクワとロシア農業銀行をＳＷＩＦＴネットワークからの排除対象とした。この措置はＥＵ官報に掲載された段階で採用される。
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