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概要:[ブリュッセル 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州会計監査院(ECA)は30日、EUの2014─20年度予算において全体の2割を気候変動対策に支出するという目標は達成されなかったとの判断を
[ブリュッセル 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州会計監査院(ECA)は30日、EUの2014─20年度予算において全体の2割を気候変動対策に支出するという目標は達成されなかったとの判断を示した。
EU側は、この期間の気候変動支出は2160億ユーロで、予算の最低2割を振り向けるという約束を果たしたと主張している。
しかしECAは、EUが気候変動支出を少なくとも720億ユーロは過大に報告しており、実質的な支出額は1440億ユーロ弱、予算の13%に当たるとの見解を表明。検査官の1人は「EU予算の下で報告された全ての気候変動支出が、本当に気候変動対策に関係していたわけではなかった」と指摘した。
特に問題視されたのは、EUの気候変動支出の8割を占めた農業補助金だ。ECAによると、土壌の炭素貯留量を高める措置など一部の取り組みは確かに気候変動対策として有益だったが、作物多様化推進などは気候変動問題にほとんど影響を与えなかったという。
EUは、こうしたECAの考えに対して予算の2割を気候変動対策に支出したとの評価は変わらないと反論しつつ、農業関連支出の気候変動問題への貢献について科学的論拠を用いるといったECAの幾つかの提言は受け入れた。
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