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米フィリップ・モリス、通期予想を下方修正 ロシア撤退など響く
概要：米たばこ大手フィリップ・モリス・インターナショナルは２１日、通期業績予想を下方修正した。ロシア市場からの撤退やコスト上昇、アジア免税店事業の回復の遅れなどが要因という。
米たばこ大手フィリップ・モリス・インターナショナルは２１日、通期業績予想を下方修正した。
［２１日 ロイター］ - 米たばこ大手フィリップ・モリス・インターナショナルは２１日、通期業績予想を下方修正した。ロシア市場からの撤退やコスト上昇、アジア免税店事業の回復の遅れなどが要因という。
２０２２年の調整後１株当たり利益予想を５．４５─５．５６ドルに引き下げた。前回予想は６．１２─６．３０ドルだった。
第１・四半期の利益は３．６％減の２３億２０００万ドル（１株当たり１．５０ドル）。ロシア市場撤退にからみ、１株当たり０．０３ドルの費用を計上した。
同社はすでに、ロシアで複数のたばこ製品販売と年内の全ての新製品発売を中止したと発表。予定していた投資も中止するなど、事業撤退を進めている。
昨年のロシア市場での収益は１８億ドル超に達し、世界売り上げの約６％を占めていた。
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