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概要:[19日 ロイター] - 英航空機エンジン大手ロールスロイスは、同社の小型モジュール原子炉(SMR)の設計が2024年半ばまでに英当局の承認を得られる可能性が高く、29年までには電力を送電できるとの見
[19日 ロイター] - 英航空機エンジン大手ロールスロイスは、同社の小型モジュール原子炉(SMR)の設計が2024年半ばまでに英当局の承認を得られる可能性が高く、29年までには電力を送電できるとの見通しを示した。
同社のSMR担当会長、ポール・スタイン氏がロイターに明らかにした。
英政府は昨年11月、ロールス・ロイスによる同国初のSMRについて開発資金5億4600万ドルの一部支援を決定。今年3月に承認手続きを開始するよう原子力規制当局に要請した。
政府はSMR導入で化石燃料への依存を減らし、二酸化炭素(CO2)の排出量を削減できると期待している。
各SMRは470メガワットで、コストは18億ポンド(23億4000万ドル)。サッカー場10個分に相当する10エーカーの敷地に建設する。
SMRは通常の原子炉よりコストが安く、建設にかかる時間も少ない。また、船舶や航空機にも搭載できる。
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