前場の日経平均は続落、68円安 さえない外部要因が重なり売り先行

［東京 ８日 ロイター］ - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比６８円２０銭安の２万６８２０円３７銭と、３日続落して午前の取引を終えた。朝方は米株高を好感し反発したが、その後徐々に値を消す展開となった。米長期金利の上昇、ウクライナ情勢など、複数のさえない外部要因が嫌気されたほか、週末相場の手仕舞い売りも先行した。

[东京 8 日路透社] -- 东京证券交易所日经平均指数较前一个交易日下跌 68.20 日元至 26,820.37 日元，连续三天下跌以收盘早盘。早盘美股涨势利好反弹，但随后价格逐渐消失。美国长期利率上升和乌克兰局势等几个外部因素是厌氧的，周末市场收盘提前。

前日の米国株式市場は、ウクライナ情勢のほか、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の一段と積極的な引き締め姿勢が引き続き意識される中、主要３株価指数が小幅に反発した。

美股前一日，受乌克兰局势影响，加之美联储更激进的紧缩政策持续升温，三大股指小幅反弹。

日経平均は寄り付きで反発し、心理的節目の２万７０００円を回復した。寄り付き後間もなく２９６円６６銭高の２万７１８５円２３銭で高値をつける場面があった。その後は時間外取引の米株先物やアジア株のさえない値動きが重しとなり、マイナス圏に転落。１２４円２１銭安の２万６７６４円３６銭で安値をつけた。

日经指数收盘反弹，收复27,000日元的心理关口。接近后不久，出现了价格高至27,185.23日元的一幕，上涨了296.66日元。此后，美股期货和亚股盘后价格走势震荡，跌入负值区域。它达到了 26,764.36 日元的低点，下跌了 124.21 日元。

決算前ということもあり、上値を追える地合いではない」（国内証券）との声が聞かれた。後場も引き続き、原油価格や米株先物、アジア株などの動向を見極めながらの展開になるという。

由于是在结账之前，因此无法跟随上行价格（国内证券）。据说市场将在观察原油价格、美股期货、亚洲股票等趋势的同时继续发展。

ＴＯＰＩＸは４日続落し０．３１％安の１８８７．０７ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は１兆５８３３億１６００万円だった。東証３３業種では輸送用機器、卸売業、ゴム製品などの１４業種は値下がり。精密機器、情報・通信業、石油・石炭製品の１９業種は値上がりした。

topix早盘收于1887.07点，4日下跌0.31%。东京证券交易所主要市场交易额为 15833.16 亿日元。东证33个行业中，运输设备、批发、橡胶制品等14个行业价格出现下跌。精密设备、信息/通信业、石油/煤炭产品等19个行业价格上涨。

個別では、トヨタ自動車が３日続落し３．９％安。東証プライム市場の売買代金上位第３位、出来高上位２位となった。同社の一部車両について、オーストラリアの連邦裁判所により欠陥が認められたとの現地メディアの報道が嫌気されたほか、ＴＯＰＩＸにおける浮動株比率の低下なども重しとなった。

个别方面，丰田汽车公司3日下跌3.9%。在东京证交所优质市场交易额排名第三，交易量排名第二。当地媒体报道称，该公司的部分车辆被澳大利亚联邦法院认定存在缺陷令人反感，而东证的自由流通量下降也是一个因素。

セブン＆アイ・ホールディングスは反落し４．３１％安。前日に発表した通期の連結業績予想が市場コンセンサスを下回ったことが嫌気された。

seven & i holdings 下跌 4.31%。令人厌恶的是，前一天公布的全年综合盈利预测低于市场共识。

そのほか、ファーストリテイリング、ＴＤＫも軟調。ＫＤＤＩ、エムスリーはしっかりだった。

此外，fast retailing 和 tdk 也是软的。 kddi 和 m3 稳定。

プライム市場の騰落数は、値上がり６３９銘柄（３４％）に対し、値下がりが１１３７銘柄（６１％）、変わらずが６３銘柄（３％）だった。

主要市场涨跌幅为639宗（34%），上涨1137宗（61%），63宗（3%），均持平。