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概要:日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は4日、前日比-2.55(低下率11.99%)の18.72と大幅に低下した。 なお、高値は20.
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は4日、前日比-2.55(低下率11.99%)の18.72と大幅に低下した。
なお、高値は20.85、安値は18.72。
国際エネルギー機関(IEA)加盟国が石油備蓄を協調放出する方針を決めたことから先週末の海外市場で原油価格が続落したことを受け、過度なインフレ警戒感が後退し、市場心理は改善しやすくなっている。
こうした中、今日の東京株式市場はやや様子見ムードが強く、日経225先物が小幅な値動きながら底堅い動きとなったことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは午前の中頃以降は、不安心理の高まった状態の基準とされる20を下回って推移した。
終値で20を下回ったのは1月13日以来となる。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。
日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。
一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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