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概要:[ロンドン 1日 ロイター] - ウクライナ政府が戦費の調達先を広げるため、海外で債券発行を検討していることが分かった。事情を知る関係者が明らかにした。 同関係者によると、ウクライナ政府は今後数カ月
[ロンドン 1日 ロイター] - ウクライナ政府が戦費の調達先を広げるため、海外で債券発行を検討していることが分かった。事情を知る関係者が明らかにした。
同関係者によると、ウクライナ政府は今後数カ月以内に海外市場で債券を発行することを希望しており、米ドル建てになる可能性が高い。
ロシアから軍事侵攻を受けているウクライナは2月下旬、自国通貨フリブナ建ての「戦争債」を国内で販売開始。13億6000万ドルの調達を目指すと発表した。
同関係者は「ウクライナ政府は債権者だけでなく、海外在住の同国人(ディアスポラ)や外国の当局などから受けてきた支援に勇気づけられている」と説明。「現在の国内向けの債権プログラムを海外にも広げようと考えている」と語った。「数億ドル」の調達を目指しているという。
ディアスポラを含めた個人向けなのか、機関投資家向けなのか、あるいは両方なのか明らかになっていない。
ロイターはウクライナ財務省にコメントを求めたが、現時点で回答を得られていない。
ロシアの軍事侵攻以来、ウクライナには現金や暗号通貨で多額の資金が集まっている。その多くがディアスポラからの寄付。
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