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概要:[ロンドン 1日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSが1日発表した3月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は55.2と、前月の58.0から低下し、13カ月ぶりの低水準となった。速報
[ロンドン 1日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSが1日発表した3月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は55.2と、前月の58.0から低下し、13カ月ぶりの低水準となった。速報値の55.5から下方修正された。
以前緩和の兆しが出ていた物価上昇圧力も高まった。
新規受注は2021年1月以来の低水準。内需鈍化が響いた。輸出受注も過去7カ月で6回目の減少となった。
輸出受注低迷の背景には、地政学的な緊張、英国の欧州連合(EU)離脱、供給網の問題がある。ただ、遅延は20年10月以降で最短だった。
今後の英経済全般の見通しは厳しい。ロシアのウクライナ侵攻に伴うコモディティー市場の混乱で世界的にインフレが進行しており、経済成長が鈍化する見通しだ。
S&Pグローバルは「英製造部門は第1・四半期末に著しく減速した」としている。
3月の投入価格と産出価格は上昇。ここ数カ月は過去最高水準から低下していたが、インフレ圧力が根強いことを示している。
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