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概要:[東京 30日 ロイター] - 新生銀行の川島克哉社長はロイターとのインタビューで、3年程度で公的資金返済に道筋をつける考えを示した。SBIホールディングスの北尾吉孝社長が返済方法の可能性として挙げた
[東京 30日 ロイター] - 新生銀行の川島克哉社長はロイターとのインタビューで、3年程度で公的資金返済に道筋をつける考えを示した。SBIホールディングスの北尾吉孝社長が返済方法の可能性として挙げた非上場化は「数ある選択肢の1つ」とした。
昨年12月にSBI傘下に入った新生銀は、公的資金の注入を受けた日本長期信用銀行が前身で、現在も約3500億円分が未返済。今は普通株式の形で保有されているため、完済には株価を足元の2350円前後から7450円程度にまで上げる必要がある。
今年2月にSBI副社長から新生銀の社長に転じた川島氏は、「常識的に今から(株価を)7450円に持っていくのはそう簡単なことではない」としつつ、3年の間に「周りから見て明らかに公的資金が返済できる方向に進んでいる」ことを示す必要があると述べた。
新生銀が強みとするストラクチャードファイナンス(仕組み金融)の分野などを強化することで収益力を高める考えを示し、「公的資金返済の原資となる純資産をどれだけ拡大していくか、収益をどれだけかさ上げしていくかが課された一番のミッション」と語った。
返済手段については、「関係する人が知恵を出し合って考えていく中で、本当に現実的な解が出てくる」と説明。SBIHDの北尾社長はこれまでに新生銀の非上場化も可能性として挙げていたが、川島社長は「数多ある選択肢のうちの1つだと思う。それに拘泥しているわけではない」と述べるにとどめた。
SBIHDは昨年12月、新生銀を連結子会社化した。2月8日の臨時株主総会での承認を経て、SBIHDの副社長だった川島氏が新生銀の社長に就任した。
(新田裕貴 山崎牧子 編集:久保信博)
※インタビューは29日に実施しました。
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