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概要:28日のドル・円は、東京市場では122円02銭から124円01銭まで上昇。 欧米市場では、125円09銭まで買われた後、123円15銭まで反落し、123円92銭で取引終了。 本日29日のドル・円は主に
28日のドル・円は、東京市場では122円02銭から124円01銭まで上昇。
欧米市場では、125円09銭まで買われた後、123円15銭まで反落し、123円92銭で取引終了。
本日29日のドル・円は主に123円台で推移か。
日本銀行は長期金利の上昇を抑える方針を堅持しており、ドル買い・円売りがただちに縮小する可能性は低いとみられる。
日本銀行は28日、10年国債を0.25%で無制限に買い入れる指し値オペを3月29日から31日まで実施することを発表した。
この発表を受けてドル・円は一時125円09銭まで上昇し、2015年8月以来の高値をつけた。
日銀金融市場局は、連続指し値オペについて、「長期金利の動きなどを踏まえ、引き続き10年物国債金利の操作目標を0%程度とする金融市場調節方針をしっかり実現するよう公表した」とのコメントを発表した。
市場参加者の間からは「インフレ進行の可能性が浮上しつつある状況で日銀の行動は円安誘導と解釈される」との声が聞かれている。
米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め観測が強まり、ドル高円安の流れは当面変わらないとみられるが、日本の消費者物価指数は4月以降、大幅に上昇する可能性がある。
そのため、日銀の金融緩和策の妥当性について改めて点検する必要がありそうだ。
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