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概要:29日午前のアジア市場でドル・円は123円前半から124円前半のレンジでもみ合った。 123円31銭まで下げた後は円売り再開で124円30銭台に浮上。 一方、鈴木財務相の「悪い円安にならないよう注視す
29日午前のアジア市場でドル・円は123円前半から124円前半のレンジでもみ合った。
123円31銭まで下げた後は円売り再開で124円30銭台に浮上。
一方、鈴木財務相の「悪い円安にならないよう注視する」との発言でやや円買いに振れ、ドルは正午にかけて123円20銭台に下げた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は123円32銭から124円30銭、ユーロ・円は135円54銭から136円52銭、ユーロ・ドルは1.0970ドルから1.0998ドル。
【要人発言】
・鈴木財務相
「悪い円安にならないようしっかり注視する」
「金融政策は日銀が責任をもってすることを期待」
・日銀金融政策決定会合・主な意見(3月17-18日開催分)
「日本はインフレ率が2%を継続的に上回っていく状況にない。
緩和継続で回復を支えていくことが重要」
「政策運営、資源価格や為替相場の変動ではなく経済・物価への影響を考える必要」
【経済指標】
・日・2月有効求人倍率:1.21倍(予想、1月:1.20倍)
・日・2月失業率:2.7%(予想:2.8%、1月:2.8%)
・豪・2月小売売上高:前月比+1.8%(予想:+0.9%、1月:+1.8%)
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