简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:[メキシコ市 24日 ロイター] - メキシコ中銀は24日に開催した金融政策決定会合で、政策金利を予想通り0.50%ポイント引き上げ6.50%とした。利上げは7会合連続。中銀発表の数時間前にはロペスオ
[メキシコ市 24日 ロイター] - メキシコ中銀は24日に開催した金融政策決定会合で、政策金利を予想通り0.50%ポイント引き上げ6.50%とした。利上げは7会合連続。中銀発表の数時間前にはロペスオブラドール大統領が0.50%ポイントの利上げが決定されたとの異例の公表をしていた。
利上げは全会一致だった。
中銀は利上げ決定に際し、世界的な金融・財政状況の引き締め、地政学的な紛争に関連する不確実性、インフレ圧力の上昇を考慮したと指摘。声明で「予想される期間内のインフレの軌道に対するリスクバランスは悪化しており、依然として上方に偏っている」とした。
これに先立ち、ロペスオブラドール大統領は午前の定例記者会見で、インフレについて言及するとともに米連邦準備理事会(FRB)の先週の利上げに触れ、メキシコ中銀も政策金利を6.5%に引き上げたと公表。「メキシコ中銀は昨日、全会一致で決定した。われわれはメキシコ中銀の自主性を尊重する」と述べた。
ロペスオブラドール大統領の発言について、メキシコ中銀はコメントを控えた。ロペスオブラドール大統領が誤って発言したかどうかについて大統領府にコメントを求めたが、回答は得られなかった。
大統領の発言を受け、通貨ペソは対ドルで上昇。0.60%高の1ドル=20.09ペソ近辺となった。
バンコ・ベース社のエコノミスト、ガブリエラ・シラー氏は、政策金利に関する決定を事前に明らかにすることは前例がなく、中銀の自主性に疑問を投げかける「スキャンダル」だと指摘。
キャピタル・エコノミストは「このような大統領の軽率な発言は、特にエネルギー分野へのロペスオブラドール氏の介入計画と合わせ、メキシコの貧弱な投資環境がすぐに改善されそうにないことを示唆している」とした。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。