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概要:米労働省が発表した2月生産者物価指数(PPI)は前月比+0.8%と、伸びは過去最大となった1月+1.2%から予想以上に鈍化した。 前年比では+10.0%と、予想に一致。 過去最大となった1月に並んだ。
米労働省が発表した2月生産者物価指数(PPI)は前月比+0.8%と、伸びは過去最大となった1月+1.2%から予想以上に鈍化した。
前年比では+10.0%と、予想に一致。
過去最大となった1月に並んだ。
変動の激しい燃料や食料品などを除いた2月PPIコア指数は前月比+0.2%。
やはり過去最大となった1月+1.0%から予想以上に伸びは鈍化し昨年9月来で最小となった。
前年比では+8.4%と、1月+8.5%から伸びは予想外に縮小。
同時刻に発表された3月NY連銀製造業景気指数は‐11.8と、2月3.1からマイナスに落ち込み20年5月来で最低となった。
インフレピークの兆候が見られたことや景気過熱感が後退し米国債券相場は反発。
10年債利回りは2.17%近くから2.1%まで低下。
米国株式の先物は上昇に転じた。
ドル・円は118円00銭から117円80銭まで下落。
ユーロ・ドルは1.0980ドルから1.1000ドルまで上昇した。
【経済指標】
・米・2月生産者物価指数(PPI):前月比+0.8%(予想:+0.9%、1月:+1.2%←+1.0%)
・米・2月生産者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.6%、1月:+1.0%←+0.8%)
・米・2月生産者物価指数:前年比+10.0%(予想:+10.0%、1月:+10.0%←+9.7%)
・米・2月生産者物価コア指数:前年比+8.4%(予想:+8.7%、1月:+8.5%←+8.3%)
・米・3月NY連銀製造業景気指数:‐11.8(予想:6.4、2月:3.1)
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