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トヨタ、ロシアで生産・完成車輸入を4日から停止 部品供給停滞で
概要：トヨタ自動車は３日、ロシアでの自動車生産と完成車の輸入を４日から当面の間、停止すると発表した。ロシア・ウクライナ情勢が一段と緊迫する中、物流が混乱し、ロシア国外からの部品供給が滞っているため。再開時期は未定。
３月３日、トヨタ自動車はロシアでの自動車生産と完成車の輸入を４日から当面の間、停止すると発表した。ロシア・ウクライナ情勢が一段と緊迫する中、物流が混乱し、ロシア国外からの部品供給が滞っているため。再開時期は未定。写真は２０１７年１０月、東京で撮影（２０２２年 ロイター／Kim Kyung-Hoon）
［東京 ３日 ロイター］ - トヨタ自動車は３日、ロシアでの自動車生産と完成車の輸入を４日から当面の間、停止すると発表した。ロシア・ウクライナ情勢が一段と緊迫する中、物流が混乱し、ロシア国外からの部品供給が滞っているため。再開時期は未定。
同社はロシアのウクライナ侵攻後も、しばらく通常通りの事業活動を続けていたが、ここへ来て部品供給に遅れが出始めている。欧州や日本からの部品調達が滞り、安定的なサプライチェーン（部品供給網）の維持が難しくなっているほか、ロシアに完成車を輸送する運搬船の一部にも影響が出ている。
生産を停止するのは、ロシア西部のサンクトペテルブルク工場。同工場は２００７年から生産を始め、生産能力は年約１０万台。生産車種はスポーツ多目的車（ＳＵＶ）「ＲＡＶ４」とセダン「カムリ」で、２１年は約８万台を生産した。同国での販売・サービスは１６８拠点で展開している。
ウクライナでの販売・サービス拠点は３７拠点あるが、２月２４日をもってすべての事業活動をすでに停止している。
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