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台湾、今年の成長率予想引き上げ 一段の輸出の伸び予想
概要：［台北 ２４日 ロイター］ - 台湾主計総処が２４日発表した２０２１年第４・四半期の域内総生産（ＧＤＰ）改定値は前年比４．８６％増で速報値の４．８８％増から下方改定された。今年の成長率は４．４２％と、
［台北 ２４日 ロイター］ - 台湾主計総処が２４日発表した２０２１年第４・四半期の域内総生産（ＧＤＰ）改定値は前年比４．８６％増で速報値の４．８８％増から下方改定された。今年の成長率は４．４２％と、昨年１１月の予想の４．１５％から上方修正した。
今年の成長率予想引き上げは、輸出の見通しが一段と明るくなったため。ただ１０年ぶりの高成長だった２１年の６．４５％からは減速する。
今年の輸出伸び率予想は、６．１４％から９．６９％に引き上げられた。
主計総処は、新型コロナウイルスの世界的な経済への影響が徐々に後退しており、半導体需要は引き続き強いと指摘した。
台湾当局は、ロシアのウクライナ侵攻への影響を注視。経済部の陳正祺副部長は、台湾への影響は「制御可能」との見通しを示したが、供給網の状況を注視し、企業と綿密に連絡を取り合っていると述べた。
行政院（内閣）報道官は、台湾の経済ファンダメンタルズは引き続き良好だとしながらも、通貨・株式市場の不自然な動きがあれば介入することになると述べた。
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