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概要:[東京 21日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場終盤(115.00/05円)に比べて若干ドル安/円高の114.96/98円で推移している。引き続きウクライナ情勢への警戒感
[東京 21日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場終盤(115.00/05円)に比べて若干ドル安/円高の114.96/98円で推移している。引き続きウクライナ情勢への警戒感が重しとなっており、ドル/円は上値追いに慎重な展開となった。朝方は日経平均の大幅安を受けて一時、114.88円まで下落するなど、ウクライナ関連の報道や株価の動向に左右される状況が続いている。
ウクライナ情勢を巡っては、米ロ首脳会談の開催が基本合意されるなど、ロシアと米国などとの交渉余地は残っているものの、依然として市場の警戒感は強い。マーケット関係者からは「ウクライナ関連のニュースに振り回される状況が続いており、足元のドル/円相場は方向感が出にくくなっている」(ステート・ストリート銀行・東京支店共同支店長、若林徳広氏)との指摘が聞かれる。
地政学リスクの高まりを受けて、ドル/円はリスク回避の円買い圧力が強まりやすくなっている。一方で、「高止まりが続く原油相場を背景に資源国通貨は堅調に推移しており、クロス円の円安がドル/円に波及する可能性もある」と若林氏は話す。ドル/円相場をみる上では、ウクライナ関連の報道や株価だけでなく、商品市況の動向にも注意が必要だという。
また、ウクライナ情勢の緊迫化が各国の金融政策に与える影響にも関心が寄せられており、地理的にロシアと近い欧州では資源高を通じたさらなるインフレの加速も懸念される。市場では「(ウクライナ情勢が)欧州中央銀行(ECB)の金融政策に影響を与える可能性はゼロではないが、具体的にどのような影響が及ぼされるかは現時点では分からない」(国内信託銀行)との見方が聞かれた。
ユーロは、米ロ首脳会談の開催が基本合意されたことを受け、対ドル、対円で堅調に推移した。ただ、ウクライナ情勢が落ち着くまでは積極的にユーロは買いづらい、との声も聞かれる。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 114.96/98 1.1361/65 130.63/67
午前9時現在 114.95/97 1.1315/19 130.08/12
NY午後5時 115.00/05 1.1321/25 130.17/21
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