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概要:トーカイ (T:9729)は10日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。 売上高が前年同期比4.4%増の921.01億円、営業利益が同21.5%増の61.72億円、経常
トーカイ (T:9729)は10日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比4.4%増の921.01億円、営業利益が同21.5%増の61.72億円、経常利益が同18.2%増の67.05億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同18.6%増の44.44億円となった。
売上・利益ともにコロナ禍前の2020年3月期第3四半期を上回り、過去最高を更新した。
健康生活サービスの売上高は前年同期比5.1%増の475.27億円、営業利益は同22.1%増の46.13億円となった。
シルバー事業の介護用品レンタルや、病院関連事業の戦略商品である「入院セット」「ネクサージ」の好調な推移等が、寝具・リネンサプライ事業及びクリーニング設備製造事業への新型コロナウイルス感染拡大の影響を払拭し、増収となった。
利益面では、事業拡大のための人件費増加、レンタル資材費の増加はあるものの、売上増加に伴う利益増等により増益となった。
調剤サービスの売上高は前年同期比4.4%増の344.30億円、営業利益は同6.0%増の22.52億円となった。
当期8店舗の出店、4店舗の閉店により、142店舗の事業展開となった。
前期に出店した7店舗を含む新店効果に加え、受診控えによる処方患者数減少からの回復の傾向が徐々に見られ処方箋枚数が増加したこと、また、地域に密着したかかりつけ機能の強化等により技術料単価が上昇したことから、増収増益となった。
環境サービスの売上高は前年同期比1.6%増の100.01億円、営業利益は同31.4%増の9.51億円となった。
感染症対策需要により病院清掃を中心としたビル清掃管理事業が引き続き順調に推移したことに加え、飲食店等取引先の業況悪化による影響が続くリースキン事業においてもトイレ周り商品の売上が増加した。
利益面では、売上増加に伴う利益増に加え、ビル清掃管理事業の収益性が向上したことにより、増益となった。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.4%増の1,231.60億円、営業利益が同6.0%増の77.32億円、経常利益が同0.2%増の80.67億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.0%減の53.15億円とする期初計画を据え置いている。
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