简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して取引を終えた。ロシアとウクライナの国境付近での緊張緩和の兆しを受け、リスクオンムードが広がった。 主要株価3指数がいずれも堅調に推移した
[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して取引を終えた。ロシアとウクライナの国境付近での緊張緩和の兆しを受け、リスクオンムードが広がった。
主要株価3指数がいずれも堅調に推移したが、ハイテク株やその関連銘柄が上げを主導し、ナスダック総合の上昇率が最大となった。
ロシア国防省は15日、ウクライナとの国境付近での軍事演習を終えた軍の一部部隊が基地に帰還しつつあると明らかにした。これを受けて地政学的緊張が和らぎ、株式に対する強気ムードが広がった。供給懸念の緩和を受けて原油価格は下落した。
取引終盤には、ウクライナ情勢を巡るバイデン米大統領の演説中に株価が一時上げ幅をやや縮小する場面もあった。
投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(恐怖指数、VIX)は3週間ぶり高水準から低下した。
ウェルスパイア・アドバイザーズのマネジングディレクター、デービッド・カーター氏は、市場はこのところウクライナを巡るロシアのプーチン大統領の意向と、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の金利政策方針に左右されて動いていると指摘した。
米労働省が15日に発表した1月の卸売物価指数(PPI)は前月比1.0%上昇と、昨年5月以来8カ月ぶりの大幅な伸びを記録。市場予想(0.5%上昇)の2倍の上昇率となり、FRBが積極的な利上げでインフレに対応するとの見方が強まった。
ただ、ベアードの投資戦略アナリスト、ロス・メイフィールド氏は「市場はより積極的なFRBの政策を既に織り込み済みだ。地政学リスクを除けば、不透明感は後退している」と述べた。
業種別ではS&P500の主要11部門のうち9部門が上昇。情報技術が2.7%高で主導した一方、エネルギーは原油価格の下落を受けて1.4%安となった。
フィラデルフィア半導体指数は5.5%高と、昨年3月以来の大幅上昇を記録。半導体大手のインテルは、イスラエルのタワーセミコンダクターを54億ドルで買収することで合意したと発表した。
外食大手のレストラン・ブランズ・インターナショナルは3.6%高。四半期の利益と売上高が市場予想を上回った。
ホテルチェーン大手のマリオット・インターナショナルも5.8%高。ホテルの稼働率改善を受けて決算が市場予想を上回った。
他の旅行関連株も買われ、S&P1500航空指数は5.9%、ホテル・外食・娯楽指数は2.4%、それぞれ上昇した。
ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を3.03対1の比率で上回った。ナスダックでも3.87対1で値上がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は106億3000万株。直近20営業日の平均は126億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 34988.84 +422.67 +1.22 34686.19 35047.79 34686.19
前営業日終値 34566.17
ナスダック総合 14139.76 +348.84 +2.53 13997.18 14142.49 13976.29
前営業日終値 13790.92
S&P総合500種 4471.07 +69.40 +1.58 4429.28 4472.77 4429.28
前営業日終値 4401.67
ダウ輸送株20種 15213.14 +93.06 +0.62
ダウ公共株15種 911.01 -6.28 -0.68
フィラデルフィア半導体 3554.45 +184.25 +5.47
VIX指数 25.70 -2.63 -9.28
S&P一般消費財 1461.56 +29.75 +2.08
S&P素材 533.25 +9.87 +1.89
S&P工業 849.45 +12.66 +1.51
S&P主要消費財 783.83 +1.42 +0.18
S&P金融 667.88 +9.04 +1.37
S&P不動産 282.80 +1.11 +0.40
S&Pエネルギー 515.42 -7.24 -1.39
S&Pヘルスケア 1518.93 +17.14 +1.14
S&P通信サービス 238.24 +2.96 +1.26
S&P情報技術 2790.90 +74.30 +2.73
S&P公益事業 335.48 -1.85 -0.55
NYSE出来高 9.80億株
シカゴ日経先物3月限 ドル建て 27460 + 620 大阪比
シカゴ日経先物3月限 円建て 27445 + 605 大阪比
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。