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概要:アイ・エス・ビー (T:9702)は14日、2021年12月期連結決算を発表した。 売上高が前期比7.1%増の261.76億円、営業利益が同13.7%増の18.69億円、経常利益が同13.3%増の19
アイ・エス・ビー (T:9702)は14日、2021年12月期連結決算を発表した。
売上高が前期比7.1%増の261.76億円、営業利益が同13.7%増の18.69億円、経常利益が同13.3%増の19.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.6%増の11.10億円となった。
情報サービス事業の売上高は前期比7.1%増の218.42億円、セグメント利益は同13.8%増の15.05億円となった。
「モビリティソリューション」は、車載関連において半導体供給不足による影響を受けたものの、5G関連業務が堅調に推移し、既存ユーザーの受注拡大や、注力して取り組んだ新規ユーザーの獲得により、売上高は、前期に比べ増加した。
「ビジネスインダストリーソリューション」は、一部、プライム案件の開発中止の影響を受けたが、医療クラウド関連の新規受注、既存ユーザーの業務拡大等で補い、売上高は、前期に比べ増加した。
「エンタープライズソリューション」は、官庁・自治体向けシステムの受注が減少したが、金融やフィールドサービスの堅調な受注の結果、売上高は、前期に比べ増加した。
「プロダクトソリューション」は、MDM(モバイルデバイス管理)サービス関連は、堅調に推移したが、医療遠隔画像のL-Share等は、コロナ禍による投資抑制の影響を受け、ライセンス販売の受注が伸び悩み、売上高は、前期に比べ減少した。
利益面は、売上高の増加により、開発中止案件の影響や人材採用・育成に向けた経費、基幹システムの刷新による経費の増加を吸収し増益となった。
セキュリティシステム事業の売上高は前期比7.3%増の43.34億円、セグメント利益は同11.4%増の3.54億円となった。
感染症による半導体不足の影響に対応するため、ユーザーから商品を確保する動きがみられ受注が増加した。
建設キャリアアップシステム(CCUS)関連等、総じて好調に推移し、増収となった。
利益面は、次期製品開発に向け増加した研究開発費やALLIGATEの基本機能向上と他システムとの連携に向けたバージョンアップ費用を、売上の増加により吸収し、増益となった。
2022年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.0%増の280.00億円、営業利益が同10.7%増の20.70億円、経常利益が同9.8%増の21.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.7%増の12.40億円を見込んでいる。
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