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概要:[シンガポール 14日 ロイター] - シンガポール銀行大手のDBSグループが発表した2021年第4・四半期決算は純利益が37%増加した。資産の質が改善し、業績を支えた。各国経済が新型コロナウイルス禍
[シンガポール 14日 ロイター] - シンガポール銀行大手のDBSグループが発表した2021年第4・四半期決算は純利益が37%増加した。資産の質が改善し、業績を支えた。各国経済が新型コロナウイルス禍から回復するのに伴い、業績改善の勢いが継続すると見込む。
純利益は13億8900万シンガポールドル(10億3000万米ドル)だった。2020年はコロナ禍でとりわけ大きな打撃を受け、第4・四半期利益が3年ぶりの低水準に落ち込んでいたが、回復した。
リフィニティブがまとめたアナリストの利益予想の平均は14億7000万シンガポールドルだった。
DBSのピユシュ・グプタ最高経営責任者(CEO)は発表文で「手堅く管理されているバランスシートは、次年度に金利上昇の恩恵を受ける状態にある」と述べて期待感を示した。
貸倒引当金は第4・四半期に3300万シンガポールドルと、前年同期の5億7700万ドルから大幅に減少した。
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