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概要:[10日 ロイター] - <為替> ドルが不安定な値動きとなったが、終盤はほぼ横ばいとなった。1月の米インフレ指標が予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)が積極的に対応するとの見方が広がった。 米
[10日 ロイター] - <為替> ドルが不安定な値動きとなったが、終盤はほぼ横ばいとなった。1月の米インフレ指標が予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)が積極的に対応するとの見方が広がった。
米労働省が10日に発表した1月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比7.5%上昇し、伸び率は1982年2月以来、約40年ぶりの大きさとなった。上昇率は4カ月連続で6%を超えた。21年12月は7.0%だった。
米セントルイス地区連銀のブラード総裁は10日、1月の米消費者物価指数(CPI)が約40年ぶりの伸びとなったことを受け、自身のタカ派姿勢を「劇的に」強め、7月1日までに100ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されることを望むと述べた。ブルームバーグニュースとのインタビューで語った。
ドル指数は序盤に約0.5%高となった後、0.4%安になるなど荒い値動き。終盤は0.08%高だった。
一方、スウェーデン中央銀行は10日、政策金利のレポ金利を0.00%に据え置いた。インフレ高進は一時的とし、新型コロナウイルス禍の影響は薄れているものの、景気支援の縮小に着手するのは尚早との認識を示した。
スウェーデン中銀のハト派スタンスを受け、スウェーデンクローナは対ドルで2.01%下落し、9.31クローナとなった。
ユーロは0.11%高の1.1434ドル。
日本円は0.43%安の1ドル=115.99円と5週間ぶりの安値。日銀は10日、週明け14日に10年債を対象に指し値オペを実施すると発表した。買い入れ水準は0.25%で無制限に買い入れを行う。指し値オペの実施は2018年7月以来。
暗号資産(仮想通貨)では、ビットコインが1.11%安の4万3985.20ドル。
<債券> 指標10年債利回りが2019年8月以降で初めて2%を上回った。予想を上回る米インフレ指標と米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言を受け、利上げ期待が高まった。
米労働省が10日に発表した1月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比7.5%上昇し、伸び率は1982年2月以来、約40年ぶりの大きさとなった。上昇率は4カ月連続で6%を超えた。21年12月は7.0%だった。
また、米労働省が10日に発表した2月5日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万6000件減の22万3000件となった。減少は3週連続。市場予想は23万件だった。
米セントルイス地区連銀のブラード総裁は10日、1月の米消費者物価指数(CPI)が約40年ぶりの伸びとなったことを受け、自身のタカ派姿勢を「劇的に」強め、7月1日までに100ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されることを望むと述べた。ブルームバーグニュースとのインタビューで語った。
CMEグループによると、3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で25bpの利上げが実施されるという見方が完全に織り込まれた。50bpの利上げ確率は99.5%、75bpの利上げ確率は0.5%という。
10年債利回りは一時2.056%と19年8月1日以来の高水準をつけた。終盤は12.7bp上昇の2.054%。
30年債利回りは一時2.351%と5月20日以来の高水準。終盤は10.2bp上昇の2.334%。
財務省が実施した230億ドルの30年債入札は軟調。応札倍率は2.3倍と平均的だったが、間接入札者の落札割合が全体の68%を占め、ジェフリーズによると昨年10月以降で最高で、過去7番目の高水準だったという。
2・10年債の利回り差は一時43.73bpと2020年8月11日以来の水準に縮小した。
7・10年債の利回り差は逆転し、終盤はマイナス0.6bp。
2年債利回りは29.2bp上昇の1.640%と、19年12月以来の高水準。上昇幅は09年6月5日以降で最大となる勢い。
物価連動国債(TIPS)と通常の国債の利回り差で期待インフレを示すブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は、5年物が2.75%。前日は2.727%だった。10年物は2.45%だった。
<株式> 大幅安。予想を上回る米インフレ指標やその後の米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言を受け、FRBがより積極的に利上げを行うのではないかとの懸念が高まった。
米労働省が10日に発表した1月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比7.5%上昇し、伸び率は1982年2月以来、約40年ぶりの大きさとなった。上昇率は4カ月連続で6%を超えた。21年12月は7.0%だった。
これを受け、米セントルイス地区連銀のブラード総裁は10日、自身のタカ派姿勢を「劇的に」強め、7月1日までに100ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されることを望むと述べた。
ブラード総裁の発言を受け、米金利先物市場はFRBが政策金利の誘導目標レンジを6月会合までに1─1.25%に引き上げるとの見方を完全に織り込んだ。
テスラやエヌビディア、マイクロソフトなど時価総額が大きいグロース株が約3%安。
業種別ではS&P11セクター全てが下落。情報技術が2.75%安、不動産が2.86%安と下げを主導した。
一方、米企業の四半期決算は引き続き好調。リフィニティブによると、決算を発表したS&P500構成銘柄のうち78%がアナリスト予想を上回った。
米娯楽大手のウォルト・ディズニーは3.4%高。9日発表した第1・四半期(1月1日まで)決算は、売上高が予想を上回った。ホリデーシーズン中に国内テーマパーク事業が安定的に回復したことに加え、動画配信サービスの契約件数が堅調に伸びたことが追い風になった。
米玩具大手マテルと米食品大手ケロッグはそれぞれ7.65%、3.11%上昇。市場予想を上回る通期利益見通しを発表した。
<金先物> インフレの高止まりへの警戒感を背景に、5営業日続伸した。4月物の清算値(終値に相当)は前日比0.80ドル(0.04%)高の1オンス=1837.40ドル。米労働省が朝方発表した1月の消費者物価指数(CPI)を受けてインフレ高止まり懸念が再燃し、インフレヘッジ手段である金の需要が高まった。ただ、発表を受けて、米長期金利の指標である10年債利回りが一時2%台に上昇。金利を生まない資産である金塊の相場を圧迫し、上値は抑えられた。
<米原油先物> 続伸した。有力産油国による堅調な世界需要回復見通しなどを背景に一時90ドル台に乗せたが、急速な米利上げへの警戒感から売られ、上げ幅を縮小した。米国産標準油種WTIの中心限月3月物の清算値(終値に相当)は、前日比0.22ドル(0.25%)高の1バレル=89.88ドル。4月物は0.03ドル高の88.56ドル。米労働省が朝方発表した1月の消費者物価指数(CPI)を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な金融引き締めへ動くとの警戒感から米株価が不安定な値動きとなる中、同じリスク資産とされる原油も売り買いが交錯。89ドル近辺から91ドル台後半にかけてのレンジを上下した。石油輸出国機構(OPEC)が10日に公表した月報で、2022年の世界石油需要の回復見通しを堅持したことも原油相場の先高感を支えた。米セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁が「7月1日までに、合計で100ベーシスポイント(bp)の利上げ実施を支持する」と語ったと伝わると、上昇に転じていた米株価が再び下落。原油も上げ幅を削ったものの、プラス圏を維持した。
ドル/円 NY終値 116.00/116.03
始値 115.8
高値 116.33
安値 115.74
ユーロ/ドル NY終値 1.1427/1.1428
始値 1.1432
高値 1.1495
安値 1.1376
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 90*13.00 2.3233%
前営業日終値 92*08.50 2.2320%
10年債(指標銘柄) 17時05分 98*15.50 2.0433%
前営業日終値 99*17.00 1.9270%
5年債(指標銘柄) 17時05分 97*25.75 1.9658%
前営業日終値 98*18.50 1.8000%
2年債(指標銘柄) 17時05分 98*18.63 1.6092%
前営業日終値 99*02.63 1.3480%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 35241.59 -526.47 -1.47
前営業日終値 35768.06
ナスダック総合 14185.64 -304.73 -2.10
前営業日終値 14490.37
S&P総合500種 4504.08 -83.10 -1.81
前営業日終値 4587.18
COMEX金 4月限 1837.4 +0.8
前営業日終値 1836.6
COMEX銀 3月限 2352.2 +18.1
前営業日終値 2334.1
北海ブレント 4月限 91.41 ‐0.14
前営業日終値 91.55
米WTI先物 3月限 89.88 +0.22
前営業日終値 89.66
CRB商品指数 261.5811 ‐0.5516
前営業日終値 262.1327
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