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概要:[ロンドン 9日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミストのヒュー・ピル氏は9日、金利をどこまで引き上げるべきか不透明であることを踏まえると、一段の金融引き締めは「安定的」に
[ロンドン 9日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミストのヒュー・ピル氏は9日、金利をどこまで引き上げるべきか不透明であることを踏まえると、一段の金融引き締めは「安定的」に実施していくのが望ましいとの考えを示した。
英中銀は3日、金融政策委員9人のうち5人の賛成多数で政策金利を0.25%から0.50%に引き上げると決定。インフレ高進が懸念されるなか、4人は0.50%ポイントの利上げを主張した。
ピル氏は0.25%ポイントの利上げに投票。この日に行った講演で、0.50%ポイントの利上げを主張した委員の考えも理解できるとしながらも、「政策決定には積極的な姿勢よりも、むしろ慎重な姿勢が必要だ」とし、「これを安定的なアプローチと呼びたい」と述べた。
さらに、今後数カ月で追加利上げが実施されるとの見通しがあるとはいえ、現時点での利上げ幅を0.25%ポイントに抑えることは、積極的な利上げに対する市場の期待を抑制することにつながるとした。
引き締めを段階的に行うべき理由として、第1に英経済における「中立」金利の水準が不明確であることを挙げ、英中銀は利上げが経済に与える影響を見極める必要があると表明。
第2として、中銀の政策が大きく振れるとの観測の台頭を防ぎたいとし、パンデミック(世界的大流行)発生を受けた大規模な措置と一線を画すことを望むとした。
英中銀は昨年12月、新型コロナウイルス感染拡大以降、主要中銀としては初めての利上げを実施。2回連続で利上げを実施するのは2004年以来初めてだった。金融市場では年末までに政策金利は1.75%に引き上げられるとの見方が出ている。
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