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概要:10日の日経平均は3日続伸。 116.21円高の27696.08円(出来高概算13億9000万株)で取引を終えた。 前日の米国市場で、ハイテク関連株を中心に買われた流れを引き継ぎ、半導体や電子部品関連
10日の日経平均は3日続伸。
116.21円高の27696.08円(出来高概算13億9000万株)で取引を終えた。
前日の米国市場で、ハイテク関連株を中心に買われた流れを引き継ぎ、半導体や電子部品関連株、値がさ株を中心に買いが先行して始まり、取引開始後には一時、27880.70円まで上げ幅を拡大させた。
ただ、3連休を控えているほか、注目される1月の米消費者物価指数(CPI)を受けた米国金融市場の動向も気掛かりとあって、買い一巡後はこう着感の強い相場展開だった。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄が1400を超え、全体の6割超を占めた。
セクター別では、建設、電気機器、不動産、化学、繊維製品など25業種が上昇。
一方、輸送用機器、ゴム製品、パルプ紙、精密機器など8業種が下落した。
指数インパクトの大きいところでは、東エレク (T:8035)、アドバンテス (T:6857)、資生堂 (T:4911)、ホンダ (T:7267)が堅調だった半面、テルモ (T:4543)、ソフトバンクG (T:9984)、ファーストリテ (T:9983)、トヨタ (T:7203)、ヤマトHD (T:9064)が下落した。
前日の米国市場は、長期金利の上昇が一服したことで買い戻しの動きが続き、主要3株価指数は大幅に上昇した。
また、ファウチ米国立アレルギー感染症研究所長は、今後数カ月でマスク着用義務などのコロナ関連規制が解除されるとの見方を英メディアに語ったことも相場を支えた。
こうした流れを引き継ぎ、東京市場でもテック関連株中心に買い先行で始まったほか、好決算企業への資金流入も継続した。
ただし、今夜発表の米CPIの結果を見極めたいとの思惑が強いほか、時間外取引の米国株先物が軟調に推移しており、買い一巡後は模様眺めムードが強まった。
注目される米CPIについては、市場予想を上回る良好な結果になるとの見方が多い。
しかし、タカ派で知られている複数の米連銀総裁が、大幅な利上げは不要との見解を示している。
このため、CPIが市場予想(前年比7.3%上昇)を下回る結果となれば、大幅な利上げを織り込み過ぎていると想定される部分がはく落し、ドル安を伴って米株価が下落する懸念も拭えないとみている投資家もいる。
一方、日経平均は、短期投資家の買い値の目安となる25日線水準を上回ってきたことから、今後は株価の回復が進みやすくなるとの声が聞かれる。
CPI通過でアク抜けも意識されそうだ。
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