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概要:[8日 ロイター] - 英エネルギー大手BPは8日、2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする目標への取り組みを加速すると表明した。 具体的には30年までに排出量を30─35%削減する目標を
[8日 ロイター] - 英エネルギー大手BPは8日、2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする目標への取り組みを加速すると表明した。
具体的には30年までに排出量を30─35%削減する目標を50%へ引き上げる。
また販売するエネルギー製品のライフサイクルにおける排出量を50年かそれ以前に実質ゼロにすることを目指す。従来は50%削減を目標としていた。
電気自動車(EV)充電、再生可能エネルギー、水素など、脱炭素移行期の事業について、設備投資の割合を25年までに40%以上、30年までに50%程度に引き上げる。30年までにこれらの分野で90億─100億ドルの利益を上げる考え。
25年までに20ギガワット(GW)、30年までに50GWの再生可能電力容量の開発に目途がついたとし、8─10%の投資リターンが見込めるとした。
サード・ブリッジのアナリストは「再生可能エネルギー企業の評判は過去1年間芳しくない。BPのような企業がこうした新事業分野でリターンを挙げられるかどうかまだ分からない」と指摘した。
BPは炭化水素事業のコア利益を25年まで年間約330億ドル、30年まで300億─350億ドルに維持する方針を示した。
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