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概要:[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27318.30;+69.43TOPIX;1931.50;+5.51[寄り付き概況]8日の日経平均は69.43円高27318.30円と反発して取引を開始した
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;27318.30;+69.43TOPIX;1931.50;+5.51
[寄り付き概況]
8日の日経平均は69.43円高27318.30円と反発して取引を開始した。
前日7日の米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は1.39ドル高の35091.13ドル、ナスダックは82.34ポイント安の14015.67で取引を終了した。
金利の上昇やウクライナ情勢を警戒し、寄り付き後、下落。
同時に、中国のPMIサービス業が予想を上回るなど、連休明けの同国市場が堅調で、世界経済への回復期待も根強くダウは上昇に転じたが、ハイテクの売りが上値を抑制した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。
主要企業の四半期決算発表が佳境となっており、好決算や好業績見通し銘柄への物色意欲が強く、株価支援要因となった。
また、塩野義製薬 (T:4507)が開発中の新型コロナ軽症者向け飲み薬について、政府が最終段階の治験完了前の実用化を可能とする「条件付き早期承認制度」の適用の検討に入ったと伝えられたことも、経済活動活性化への期待感を高め、株価を支えた。
一方、米金融政策を巡る不透明感やインフレ長期化観測、緊張が続くウクライナ情勢、国内での新型コロナ感染拡大など懸念材料が継続し、株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
なお、取引開始前に発表された12月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比0.2%減少した。
QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.3%増だった。
同じく取引開始前に発表された12月の国際収支状況(速報)
によると、経常収支は3708億円の赤字だった。
QUICKがまとめた民間予測の中央値は734億円の黒字だった。
セクター別では、空運業、ゴム製品、機械、非鉄金属、サービス業などが値上がり率上位、パルプ・紙、鉱業、石油石炭製品、繊維製品、その他金融業などが値下がり率上位に並んでいる。
東証1部の売買代金上位では、ダイフク (T:6383)、ダイキン (T:6367)、OLC (T:4661)、レーザーテック (T:6920)、武田薬 (T:4502)、HOYA (T:7741)、リクルートHD (T:6098)、村田製<
6981>、ブリヂストン (T:5108)、ファナック (T:6954)、SUMCO (T:3436)、東電力HD (T:9501)、ANA (T:9202)、などが上昇。
他方、ソフトバンクG (T:9984)、SUBARU (T:7270)、INPEX (T:1605)、ソニーG (T:6758)、任天堂 (T:7974)、オリックス (T:8591)などが下落している。
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