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概要:[東京 8日 ロイター] - 日産自動車は8日、2022年3月期通期の連結業績予想について、営業損益と純損益を上方修正した。営業損益は2100億円の黒字(前期は1506億円の赤字)となる見通しで、従来
[東京 8日 ロイター] - 日産自動車は8日、2022年3月期通期の連結業績予想について、営業損益と純損益を上方修正した。営業損益は2100億円の黒字(前期は1506億円の赤字)となる見通しで、従来予想から300億円上振れる。米ドルに対する円安効果などが寄与する。一方、半導体など部品不足の影響で操業停止が続いており、売上高は下方修正した。
純損益は2050億円の黒字(前期は4486億円の赤字)と従来から250億円引き上げた。円安のほか、半導体不足などに伴う減産で新車の需給が逼迫し販売奨励金が減少、採算が改善していることも利益を押し上げる。原材料の高騰は、価格の前提を見直したことで影響を抑えた。
今期の前提為替レートは1ドル=111円(従来は110円)、1ユーロ=131円(同130円)に見直した。
売上高予想は前期比10.8%増の8兆7100億円と従来から900億円引き下げた。今期の世界販売計画は従来の380万台を据え置いたが、半導体不足や新型コロナウイルス感染拡大に伴う部品供給の遅れにより、生産調整が続いている。
アシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)は決算会見で、半導体不足の早期解消は見込みにくいが、維持した今期の世界販売計画380万台は「達成する自信がある」と述べた。原材料高への対応として販売価格に転嫁することは「最後の手段」と指摘。復配の時期など今後の配当政策に関しては「通期決算の発表時に結論を出したい」と話した。今期の期末配当は未定となっている。
修正後の営業損益予想は、アナリスト20人による事前の市場予想(IBESのコンセンサスによる予想)1940億円の黒字を上回っている。
同時に発表した21年4─12月期連結決算は、営業損益が1912億円の黒字(前年同期は1316億円の赤字)、純損益は2013億円の黒字(同3677億円の赤字)、売上高は前期比15.7%増の6兆1540億円だった。
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