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概要:[東京 8日 ロイター] - 日銀が8日に発表した1月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は前年比0.6%増の581兆1968億円となった。残高が過去最高を更新する一方、伸び率は2カ月連続
[東京 8日 ロイター] - 日銀が8日に発表した1月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は前年比0.6%増の581兆1968億円となった。残高が過去最高を更新する一方、伸び率は2カ月連続で横ばい。
都銀等の貸出平残は0.9%減で、減少率は前月の1.2%から縮小。M&A(企業の合併・買収)や不動産関連貸出が伸びた。地銀・第二地銀は1.9%増と、伸び率は前月の2.0%を小幅に下回ったものの、貸出平残は273兆3641億円となり7カ月連続で過去最高を更新した。信金は0.6%増と、前月から伸び率が縮小した。
1月、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が急拡大したが、日銀の担当者によると、企業の手元資金は潤沢で大きな影響は聞かれていないという。引き続き影響を見ていくと話している。
1月の預金平残は都銀・地銀・第二地銀の3業態計で3.6%増の835兆2895億円となった。
(和田崇彦)
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