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概要:労働省が発表した1月雇用統計で失業率は4.0%と、予想外に12月3.9%から上昇した。 労働参加率が62.2%と、予想外に上昇。 パンデミック前の水準を回復したことが影響している。 非農業部門雇用者数
労働省が発表した1月雇用統計で失業率は4.0%と、予想外に12月3.9%から上昇した。
労働参加率が62.2%と、予想外に上昇。
パンデミック前の水準を回復したことが影響している。
非農業部門雇用者数は前月比+46.7万人と、伸びは予想+12.5万人を大幅上回った。
一部ではパンデミックの影響で減少予想もあったためポジティブサプライズとなった。
過去2カ月の雇用も70.9万人上方修正された。
12月は+51万人へ、+19.9万人から上方修正。
11月分は64.7万人へ、24.9万人から上方修正された。
パンデミックの影響で調整が非常に困難となっている。
平均時給は前年比+5.7%と、12月+4.9%から予想以上に伸びが拡大。
20年5月来で最大を記録した。
米連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派に転じるきっかけとなった賃金の上昇が再表明され、年内の利上げ観測が一段と強まった。
3月連邦公開市場委員会FOMCでの50BPの利上げ観測も強まりつつある。
10年債利回りも1.9%近くまで上昇。
ドル買いも加速し、ドル・円は114円90銭から115円38銭まで上昇。
ユーロ・ドルは1.1470ドルから1.1422ドルまで反落した。
[経済指標]
・米・1月非農業部門雇用者数:+46.7万人(予想:+12.5万人、12月:+51万人←+19.9万人)
・米・1月失業率:4.0%(予想:3.9%、12月:3.9%)
・米・1月平均時給:前年比+5.7%(予想:+5.2%、12月:+4.9%←+4.7%)
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