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概要:暗号資産(仮想通貨)のトレーダーらがこのところの相場暴落の影響から抜け出せずにいる中、ソーシャルメディアのユーザーの間では損失を被っている可能性のある仮想通貨愛好家として米ニューヨーク市のアダムズ市長を挙げている。
暗号資産(仮想通貨)のトレーダーらがこのところの相場暴落の影響から抜け出せずにいる中、ソーシャルメディアのユーザーの間では損失を被っている可能性のある仮想通貨愛好家として米ニューヨーク市のアダムズ市長を挙げている。
1月1日にニューヨーク市長に就任したアダムズ氏(民主党)は、同市を「仮想通貨産業の中心地」にする計画を掲げている。
ニューヨーク次期市長、ビットコインで給与を受け取ると表明
市長の事務所はブルームバーグに対し、同氏の初任給、総支給額9924.66ドル(約113万円)が21日にビットコインとイーサリアムに変換される予定を確認していた。コインベース・グローバルが、同社の入金機能を通じてこの交換を処理したという。同機能では利用者が給与の一部ないしは全額を暗号資産ウォレットに投入することが可能。
アダムズ氏の給与の40%程度が税金として引かれるとすると、他の控除を考慮しない手取り額は約5954.80ドル。これがビットコインとイーサリアムに均等に投入されていた場合、20日の終値をベースに計算すると、24日までに同氏が被った損失額は約922.99ドルとなる。
コインベースは、アダムズ氏の給与が先週入金されたことを確認したが、ビットコインとイーサリアムへの配分額についてはコメントを控えた。この入金機能の利用者は、いつでも設定の調整が可能だと説明した。
ブルームバーグはアダムズ氏の最近の暗号資産への投資について市長の事務所にコメントを求めたが、返答は得られていない。
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