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概要:20日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。 欧米での新型コロナウイルス感染再拡大が警戒され、リスク回避の円買いが先行する見通し。 ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ前倒
20日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。
欧米での新型コロナウイルス感染再拡大が警戒され、リスク回避の円買いが先行する見通し。
ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ前倒し期待で、ドルは下げづらい面もある。
米FRBをはじめ主要中銀が引き締め姿勢を示したことにより前週末は世界的な株安に振れ、リスク回避の円買い主導の展開となった。
一方で、リスクオフのドル買いも強まり、ドル・円は113円前半から後半に値を戻し、ユーロ・ドルは1.12ドル台前半に弱含んだ。
週明けアジア市場は欧米を中心にコロナ再拡大が懸念されるなか、リスク回避の円買いが先行。
また、ドル買い基調は継続し、ドル・円は下げづらい展開となっている。
この後の海外市場では材料難のなか、コロナの感染状況や金利、株価、原油相場が手がかりに。
オランダ政府はロックダウン(都市封鎖)に踏み切ったほか、米国では新規感染者数が再び増加し始め今後のまん延が不安視されている。
そのため足元では安全通貨買いに振れやすく、円やドルが選好される地合いに。
他方、FRB当局者は来年の利上げ時期について前倒しの可能性を示唆。
ドル・円は円買い先行も、113円前半では買戻しが見込まれる。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・10月経常収支(9月:+187億ユーロ)
・24:00 米・11月景気先行指数(前月比予想:+0.8%、10月:+0.9%)
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