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概要:16日のニューヨーク外為市場でドル・円は114円20銭から113円56銭まで下落し、引けた。 米先週分新規失業保険申請件数が前回から増加したほか、米12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や12月製造
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は114円20銭から113円56銭まで下落し、引けた。
米先週分新規失業保険申請件数が前回から増加したほか、米12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や12月製造業PMI速報値が予想を下回り米国債利回りの低下に伴いドル売りに拍車がかかった。
また株安に連れリスク回避の円買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.1360ドルまで上昇後、1.1298ドルまで反落し、引けた。
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利の据え置きを決定。
同時に、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の純購入3月終了を発表。
かわりに、4-6月に資産購入プログラム(APP)を400億ユーロに増額するなど引き続き景気支援の緩和策を維持する方針を示した。
しかし、正常化に向けた軌道を受けてユーロの買戻しが加速。
その後、ラガルド総裁が2022年の利上げの可能性は非常に少ないと繰り返したため買いが後退した。
ユーロ・円は129円64銭まで上昇後、128円45銭まで反落。
ポンド・ドルは1.3374ドルまで上昇後、1.3304ドルまで下落した。
英国中銀が金融政策決定会合で、予想外の利上げに踏み切ったためポンド買いが加速。
その後、英国の1日の新型コロナ感染件数がパンデミックが始まって以来、最高を記録、回復への懸念受けたポンド売りが再燃した。
ドル・スイスは0.9230フランまで上昇後、0.9193フランまで下落した。
【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数:20.6万件(予想:20.0万件、前回:18.8万件←18.4万件)・米・失業保険継続受給者数:184.5万人(予想:194.3万人、前回:199.9万人←199.2万人)・米・12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:15.4(予想:29.1、11月:39.0)・米・11月住宅建設許可件数:171.2万戸(予想:166.1万戸、10月:165.3万戸)・米・11月住宅着工件数:167.9万戸(予想:156.7万戸、10月:150.2万戸←152.0万戸)・米・11月鉱工業生産:前月比+0.5%(予想:+0.6%、10月:+1.7%←+1.6%)・米・11月設備稼働率:76.8%(予想:76.8%、10月:76.5%←76.4%)・米・12月製造業PMI速報値:57.8(予想:58.5、11月:58.3)・米・12月サービス業PMI速報値:57.5(予想:58.8、11月:58.0)・米・12月総合PMI速報値:56.9(11月:57.2)
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