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概要:米労働省が15日発表した11月の輸入物価は前月比0.7%上昇と、10月の1.5%上昇から伸びが鈍化した。石油製品価格の伸びが緩やかになったことが寄与した。ただ、サプライチェーン(供給網)の混乱はくすぶっており、基調的な輸入物価への上昇圧力はなお強い状態が続いている。市場予想は0.7%上昇だった。
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米労働省が15日発表した11月の輸入物価は前月比0.7%上昇と、10月の1.5%上昇から伸びが鈍化した。写真は2007年12月撮影(2021年 ロイター/Jason Reed)
[ワシントン 15日 ロイター] - 米労働省が15日発表した11月の輸入物価は前月比0.7%上昇と、10月の1.5%上昇から伸びが鈍化した。石油製品価格の伸びが緩やかになったことが寄与した。ただ、サプライチェーン(供給網)の混乱はくすぶっており、基調的な輸入物価への上昇圧力はなお強い状態が続いている。市場予想は0.7%上昇だった。
前年同月比では11.7%上昇。2011年9月以降で最大の伸びとなった。10月は11.0%上昇していた。
11月は燃料価格が2.0%上昇。10月は11.1%上昇だった。石油価格は0.4%上昇。食品価格は0.3%下落した。
燃料と食品を除くコア輸入物価は0.6%上昇と10月の0.4%上昇から伸びが加速。前年同月比は5.8%上昇した。
輸出物価は1.0%上昇。10月は1.6%上昇だった。農産物が0.8%上昇、非農業物が1.0%上昇した。
前年同月比では18.2%上昇。統計開始以降で最大の伸びとなった。10月の前年同月比は18.0%上昇だった。
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