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概要:消費者庁が15日発表した物価モニター調査の12月速報によると、物価モニターが予想する1年後の期待物価上昇率は2.16%となり、2015年2月以来の高水準となった。原材料高による値上げが徐々に広がる中で、人々の期待インフレ率が高まっている姿が改めて示された。
12月15日、 消費者庁が発表した物価モニター調査の12月速報によると、物価モニターが予想する1年後の期待物価上昇率は2.16%となり、2015年2月以来の高水準となった。都内の量販店で2016年2月撮影(2021年 ロイター/Yuya Shino)
[東京 15日 ロイター] - 消費者庁が15日発表した物価モニター調査の12月速報によると、物価モニターが予想する1年後の期待物価上昇率は2.16%となり、2015年2月以来の高水準となった。原材料高による値上げが徐々に広がる中で、人々の期待インフレ率が高まっている姿が改めて示された。
同調査は、全国47都道府県の物価モニター2000人が、調査対象である25品目の価格の見取調査を行うことにより、生活関連物資等の価格(特売品等の廉売価格も含む)の動向を把握する。物価モニターに対し、物価動向についての意識なども調査する。
1年後の物価見通しではプラス2%程度との回答が22.6%で最多となり、前回トップだったプラス1%程度は21.7%で2位となった。
(和田崇彦)
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