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概要:アジア時間の原油先物は続伸。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」による世界経済や燃料需要への影響が限定的にとどまるとの楽観的な見方が強まっている。
アジア時間の原油先物は続伸。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」による世界経済や燃料需要への影響が限定的にとどまるとの楽観的な見方が強まっている。
[東京 13日 ロイター] - アジア時間の原油先物は続伸。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」による世界経済や燃料需要への影響が限定的にとどまるとの楽観的な見方が強まっている。
0100GMT(日本時間午前10時)時点で、北海ブレント先物は0.53ドル(0.7%)高の1バレル=75.68ドル。
米WTI原油先物は0.69ドル(1.0%)高の72.36ドル。
南アフリカの専門家は10日、オミクロン株について、現時点で重症化を引き起こす兆しは見られないとの認識を示した。
ただ、投資家の間では米主導の石油備蓄放出やロシアとウクライナの緊張を巡って警戒感がくすぶっている。
米エネルギー省は10日、ガソリン価格引き下げに向けてこれまでに発表した計画の一環として、17日に戦略石油備蓄から1800万バレルを売却すると発表した。
主要7カ国(G7)外相は12日の会合後に声明を出し、ロシアがウクライナに軍事侵攻すれば「非常に重大な結果と深刻な代償」を伴うと警告した。
こうした中、イラク石油相は12日、石油輸出国機構(OPEC)が次回会合で、日量40万バレルずつ毎月増産する現行方針を維持するとの見通しを示した。
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