简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:(決算速報) マーケットエンタープライズ<3135>(東1)は11月12日の取引時間終了後に22年6月期第1四半期連結業績を発表した。22年6月期は成長戦略再構築のステージと位置付けて赤字予想としてい
(決算速報)
マーケットエンタープライズ<3135>(東1)は11月12日の取引時間終了後に22年6月期第1四半期連結業績を発表した。22年6月期は成長戦略再構築のステージと位置付けて赤字予想としている。第1四半期は減収・赤字だったが計画水準で着地した。中期経営計画の進捗は順調としている。23年6月期以降の収益回復を期待したい。株価は年初来安値を更新する展開だが、赤字予想の織り込みを完了してほぼ底値圏と考えられる。下値は限定的だろう。
■22年6月期は成長戦略再構築のステージ、1Q赤字だが計画水準
22年6月期第1四半期の連結業績(収益認識基準適用だが影響なし)は、売上高が前年同期比9.2%減の26億07百万円、営業利益が1億65百万円の赤字(前年同期は1億63百万円の黒字)、経常利益が1億61百万円の赤字(同1億60百万円の黒字)、親会社株主帰属四半期純利益が1億21百万円の赤字(同84百万円の黒字)だった。減収・赤字だが概ね計画水準で着地した。
ネット型リユース事業は、売上高が11.6%減の14億72百万円で、営業利益(調整前)が4百万円の赤字(同2億28百万円の黒字)だった。買取依頼・金額は堅調だったが、売上面はマシナリー(農機具)の新拠点(北関東リユースセンター)開設に伴う販売遅延の影響で減収となり、利益面はマーケティン投資の積極化、マシナリーの新拠点開設費用、積極的な採用活動やシステム投資など先行投資の影響で赤字だった。
メディア事業は売上高が25.7%減の1億26百万円で、営業利益が29.9%減の67百万円だった。収益性の高いキーワードにおける検索順位が回復傾向となったが、検索ランキングが高位にあった前年同期の水準に届かず減収減益だった。
モバイル通信事業は、売上高が5.5%減の10億25百万円で、営業利益が7百万円の赤字(同75百万円の黒字)だった。新規回線獲得数は改善傾向だが、ストック収益基盤構築に向けた新たな料金プラン設定に伴って新規契約回線獲得時に計上される一時的収益が低下し、新規回線獲得に向けたマーケティング投資積極化も影響した。
通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が21年6月期比10.3%増の120億円、営業利益が4億円の赤字(21年6月期は54百万円の黒字)、経常利益が4億05百万円の赤字(同32百万円の黒字)、親会社株主帰属当期純利益が4億40百万円の赤字(同40百万円の赤字)としている。
中期経営計画(8月13日公表)の最終年度24年6月期の目標値売上高200億円、営業利益12億円の達成に向けて、22年6月期は成長戦略再構築のステージと位置付けて赤字予想としている。
第1四半期は減収・赤字だったが概ね計画水準で着地した。ネット型リユース事業における在庫増加、モバイル通信事業における将来収益(回線契約によって発生が見込まれる将来の通信料収入など)の増加を考慮すると、第1四半期は実質11百万円の黒字であり、中期経営計画の進捗は順調としている。23年6月期以降の収益回復を期待したい。
■株価は下値限定的
株価は年初来安値を更新する展開だが、赤字予想の織り込みを完了してほぼ底値圏と考えられる。下値は限定的だろう。11月12日の終値は700円、時価総額は約37億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。