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ロシア成長率、今年は4.7％も視野 大統領が中銀よりも楽観予想
概要：［モスクワ １２日 ロイター］ - ロシアのプーチン大統領は１２日、２０２１年の経済成長率が最大で４．７％と、１３年ぶりの高水準になる可能性があるとの見通しを示した。中央銀行や政府の予測よりも楽観的な
［モスクワ １２日 ロイター］ - ロシアのプーチン大統領は１２日、２０２１年の経済成長率が最大で４．７％と、１３年ぶりの高水準になる可能性があるとの見通しを示した。中央銀行や政府の予測よりも楽観的な見方だ。
石油に依存するロシア経済は、２０年の国内総生産（ＧＤＰ）が３％減と、過去１１年で最も大きな落ち込みを記録したものの、今は新型コロナウイルス危機前の水準に回復している。もっとも、一段の成長拡大は、金利高、国外のショックという逆風に直面する可能性がある。
プーチン氏は「われわれの推計では、２１年の成長率は最大で４．７％に達する。過去最大の成長率ではないが、過去最低でもない。経済にとって非常に良好な結果だ」と強調した。
成長率が４．７％となった場合、０８年の５．２％以来で最も大きな伸びになる。０９年は７．８％のマイナス成長に落ち込んだ。
一方、経済開発貿易省は２１年の成長率を４．２％増と予想。ロシア中銀は４．０─４．５％との見通しを示している。
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