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概要:ピーバンドットコム (T:3559)は11日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)決算を発表した。 売上高が前年同期比4.4%増の9.33億円、営業利益が同38.7%増の0.97億円、経常利
ピーバンドットコム (T:3559)は11日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)決算を発表した。
売上高が前年同期比4.4%増の9.33億円、営業利益が同38.7%増の0.97億円、経常利益が同39.1%増の0.99億円、四半期純利益が同45.8%増の0.68億円となった。
同社は資材調達の工程におけるDX推進のため、ハードウェア製作の上流から下流までをトータルでサポートする「GUGENプラットフォーム」の充実を進めた。
カスタマーサポートにおいては、新たに個別営業プロジェクト「CSサクセス」を立ち上げ、上位顧客への接点強化を図ることにより、顧客ニーズの深堀りと受注獲得を進めた。
また、並行して従来のカスタマーサポート業務の負荷軽減を目的とした業務効率の見直しや、対協力工場向けの発注システムにおける工程の自動化拡大を図り、人件費を抑制しながら「CSサクセス」に人材シフトする取り組みを実施した。
販促活動が未だ制限されるなか、Google等検索エンジンへのインターネット広告(リスティング広告)には引き続き注力し、既存ユーザーからの紹介促進、協業他社と共催のオンラインセミナーで新たな販路を開拓するなど新規ユーザー登録の誘導を図った。
その結果、累計ユーザー登録数は前期末61,559名から、63,817名(前期末比3.7%増)となった。
コア事業の「P板.com」では、ワンストップ・ソリューションの利用促進による販売単価の増加や、中堅・大手企業の利用が伸長し、新型コロナウイルス感染症拡大以前の売上高水準にまで回復した。
しかし、電子機器の一括受託生産を行う「P板.com EMS」は、世界的な半導体不足の影響を受けてリードタイムが長期化し、受注獲得に遅れが発生した。
2022年3月期通期の業績予想については、同日、業績予想の下方修正を発表した。
売上高が前期比0.8%減(前回予想比8.1%減)の19.73億円、営業利益が同2.2%減(同19.8%減)の2.00億円、経常利益が同2.6%減(同19.3%減)の2.04億円、当期純利益が同1.1%減(同19.4%減)の1.41億円としている。
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