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概要:イチネンホールディングス<9619>(東1)は、3月19日につけた年初来高値1467円を意識する動きとなっている。同社株は、今年10月28日に今2022年3月期業績の上方修正を発表しており、純利益が、
イチネンホールディングス<9619>(東1)は、3月19日につけた年初来高値1467円を意識する動きとなっている。同社株は、今年10月28日に今2022年3月期業績の上方修正を発表しており、純利益が、過去最高に急接近し市場コンセンサスを上回ることや配当も増配を予定していることを見直し割安修正買いが再燃した。テクニカル的にも、5日移動平均線が25日移動平均線を上抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現して上昇トレンド転換を示唆しており、この2年来の上値のカベとなっている1400円台を突き抜けるとの期待も高めている。
■自動車リースの契約台数が続伸し中古車販売単価も上昇
同社の今3月期業績は、期初予想より売り上げを13億5000万円、営業利益を10億円、経常利益を10億2000万円、純利益を6億7000万円それぞれ引き上げ、売り上げ1183億5000万円(前期比5.1%増)、営業利益80億円(同6.4%増)、経常利益80億2000万円(同6.7%増)、純利益51億円(同69.6%増)と見込み、期初の減益予想が増益転換する。主力の自動車リ-ス事業では、比較的競合の少ない地方市場や中小口規模の企業をメーンターゲットとしているため契約台数が続伸し、リース満了の中古車の販売単価が上昇するとともに、メンテナンス受託契約台数が堅調に伸び、ケミカル事業でも燃料添加剤、石炭添加剤が順調に推移していることなどが寄与する。
純利益は、前期に基幹システムの開発を中止し、固定資産の除売却損24億8300万円を計上しており、これが一巡することから増益率を伸ばし、2019年3月期の過去最高(51億2700万円)へあと2700万円と迫り、市場コンセンサスも3億円超上回る。配当は、年間43円(前期実績40円)へ増配を予定している。
■ミニGC示現で低PER・PBR修正に弾みをつけまず昨年1月高値目標
株価は、前期第3四半期の好決算を手掛かりに年初来高値1467円まで買われ、配当権利落ちで1200円台まで調整し、四半期決算のたびに上値を窺ったものの1300円台で戻り売りに押された。その後、自動車メーカーがサプライチェーン問題で相次ぎ減産し、納期に遅れが生じていることで逆に中古車人気が高まったことでその関連株の一角としてリバウンド幅を拡大、増配発表に今期業績の上方修正がオンして1400円台に乗せ、5日線が25日線を上抜くミニGCを示現した。この2年間は年初来高値1467円、2020年11月高値1402円が上値のフシとなっており、投資採算的にもPERは6倍台、PBRは0.81倍と割り負けていることからフシ突破が有力となる。まず2020年1月高値1669円を通過点に2018年1月の上場来高値1867円を目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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