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概要:[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29209.06;-76.40TOPIX;2017.67;-1.10[寄り付き概況]10日の日経平均は76.40円安の29209.06円と4日続落して取引を
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;29209.06;-76.40TOPIX;2017.67;-1.10
[寄り付き概況]
10日の日経平均は76.40円安の29209.06円と4日続落して取引を開始した。
前日9日の米国株式市場は反落。
ダウ平均は112.24ドル安の36319.98ドル、ナスダックは95.81ポイント安の15886.54で取引を終了した。
10月生産者物価指数(PPI)が引き続き高水準となったため、インフレ警戒感に伴う売りに、寄り付き後、下落。
さらに、史上最高値付近からの利益確定売りも強まり、終日軟調に推移した。
今日の東京株式市場は売りが先行した。
昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって反落したことや、原油価格の上昇が企業収益を圧迫するとの懸念が継続していることなどが東京市場の重しとなった。
一方、21年4-9月期決算発表が続き、好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となったことに加え、昨日までの3日続落で日経平均が500円を超す下げとなったことから押し目買いも入りやすかったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。
今日は臨時国会が召集され、第2次岸田内閣が発足する。
また、日本時間10時30分に10月の中国消費者物価指数(CPI)、中国卸売物価指数(PPI)が発表される。
セクター別では、ゴム製品、鉄鋼、非鉄金属、繊維製品、精密機器などが値下がり率上位、石油石炭製品、電気・ガス業、鉱業、海運業、水産・農林業などが値上がり率上位に並んでいる。
東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG (T:9984)、キリンHD (T:2503)、アサヒ (T:2502)、東エレク (T:8035)、アドバンテスト (T:6857)、キーエンス (T:6861)、レノバ (T:9519)、JFE (T:5411)、川崎重 (T:7012)、HOYA (T:7741)、日本製鉄 (T:5401)、東レ (T:3402)などが下落。
他方、トヨタ (T:7203)、川崎汽船 (T:9107)、INPEX (T:1605)、ネクソン (T:3659)、バンナムHD (T:7832)、日立 (T:6501)、7&iHD (T:3382)、信越化 (T:4063)、OLC (T:4661)、ルネサス (T:6723)、富士通 (T:6702)などが上昇している。
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