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概要:ナック (T:9788)は5日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)連結決算を発表した。 売上高が前年同期比3.0%減の262.02億円、営業利益が同25.1%増の10.33億円、経常利益が
ナック (T:9788)は5日、2022年3月期第2四半期(21年4月-9月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比3.0%減の262.02億円、営業利益が同25.1%増の10.33億円、経常利益が同47.4%増の10.27億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同46.6%減の6.13億円となった。
クリクラ事業の売上高は前年同期比1.3%減の76.15億円、営業利益は同38.9%減の5.71億円となった。
宅配水市場は、感染症による在宅時間増加に伴う個人向けの水の消費量が増加したことに加え、在宅時間充実のための付加価値型サーバーへの需要が増加する傾向にあった。
クリクラ事業では、新規顧客獲得のため販売活動強化に取り組んだ結果、新規顧客獲得件数は同17.9%増加した。
直営部門では、クリクラボトルの売上高は前年同期比同水準を維持した一方で、除菌意識の高まりで前年同期に販売数が急増した次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の反動減により、全体での売上高は前年同期比同水準となった。
加盟店部門では、2020年1月に発売したデザインサーバー「クリクラFit」の販売数が増加したが、「ZiACO」関連商材の反動減による販売数減少により、売上高は前年同期を下回った。
レンタル事業の売上高は前年同期比11.4%増の80.42億円、営業利益は同20.0%増の7.14億円となった。
主力のダスキン事業では、ダストコントロール商品部門の売上高は前年同期比同水準であったが、家事代行や害虫駆除などの包括的な役務サービスを提供するケアサービス部門においては、2018年8月に締結したダスキン (T:4665)との資本業務提携契約に基づき事業追加した拠点での営業活動拡大及び販促人員の増強により売上高が増加し、ダスキン事業全体の売上高は前年同期比で増加した。
害虫駆除事業では、当第2四半期連結累計期間の大半が緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などの感染対策の期間となり、それに伴う飲食店業界の休業・時短営業の影響により顧客数が減少し、売上高は前年同期比で減少した。
法人向け定期清掃サービスを提供するアーネストは、感染症関連の消毒・洗浄作業の受注が大きく増えたことに加え、感染症ワクチンの職域接種会場の運営を大口顧客より受注したことで、売上高は前年同期比で大幅に増加した。
建築コンサルティング事業の売上高は前年同期比9.2%減の34.92億円、営業利益は同164.1%増の2.96億円となった。
ノウハウ販売部門では、商品内容刷新によりノウハウ商品の売上高は増加し、ノウハウ販売部門全体での売上高が前年同期比で増加した。
suzukuri Div.は、前期末時点での受注残高が減少したことに加え、代理店による間接販売を中止したことから売上高は前年同期比で減少した。
ナックスマートエネルギーは、住宅市場への転換を行ったことで主要な販売先が法人向けから個人向けに変わったため顧客単価が低下したことに加え、半導体不足による蓄電池及びパワーコンディショナーの納入遅延・停止による工期遅延もあり売上高が前年同期比で減少した。
住宅事業の売上高は前年同期比7.6%減の43.63億円、営業損失は0.61億円(前年同期は0.84億円の損失)となった。
ケイディアイはウッドショックによる工期遅延に加え、前年度からの感染症の影響により土地仕入が苦戦したため販売在庫が減少し、売上高は前年同期を下回った。
ジェイウッドでは、土地付きの建売住宅の売上棟数増加や一棟単価の改善などはあったものの、完工棟数の減少により売上高は前年同期比で減少した。
美容・健康事業の売上高は前年同期比22.4%減の27.38億円、営業利益は3.11億円(前年同期は1.47億円の損失)となった。
JIMOSは、2019年7月に発覚したECサイトへの不正アクセスに起因する顧客数減少に加え、メイクアップ商品の買い控えが響き、売上高は前年同期比で減少した。
ベルエアーは、美容健康雑貨等の販売拡大の取り組みが好調であったが、主力商品である栄養補助食品の顧客数が減少傾向にあり、売上高は前期を下回った。
2022年3月期通期については、売上高が前期比3.8%増の576.00億円、営業利益が同6.5%減の26.00億円、経常利益が同3.1%減の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.9%減の16.00億円とする、5月14日に公表した連結業績予想を据え置いている。
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