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概要:【WikiFX】システムトレーダーに興味のある方は多いと思いますが、何から始めていいのか分からないというトレーダーもいると思います。今回は自動売買トレードの導入から自動売買トレードを活用して利益を長期的に出す方法を解説していきます。
MT4の魅力はEAを運用できること
MT4は、自動売買プログラム(エキスパートアドバイザー/EA)を運用できる取引プラットフォームです。
国内FX業者が提供している独自のプラットフォームのほとんどは、外部のインジケータやプログラムを導入ができない仕様になっています。一方、日本のライセンスを取得していない海外FX業者のほとんどは、取引プラットフォームにMetaTrader4/5(MT4/MT5)を採用しています。
最近では、一部の国内FX業者も導入する動きがありますね。
EA(Expert Advisor)とは、MT4/5で起動できる自動売買プログラムのことです。EAを自作することも可能ですが、多くの場合、EAの販売サイトで購入し、MT4にダウンロードして運用します。 このEAを利用した取引スタイルを『システムトレード』と呼びます。MT4を使用すれば、優秀なプログラマーが開発したEAを稼働させることが可能です。
しかも、全自動でエントリーや決済をするため、相場を見張る必要はありません。もちろん、システムが動いているか、そもそも長期的に利益がでるのかなど検証をする必要はありますが、トレード自体はEAが行います。
システムトレーダーに興味のある方は多いと思いますが、何から始めていいのか分からないというトレーダーもいると思います。今回は自動売買トレードの導入から自動売買トレードを活用して利益を長期的に出す方法を解説していきます。
ぜひこの記事を読んで、システムトレードをマスターしましょう!
「EA」というと、少し難しいイメージがあるかもしれません。これは「Expert Advisor」の略語です。この「Expert Advisor」とは、MT4(MT5)独自のプログラム言語で書かれた自動売買ロジックのことです。
今後、「EA」という言葉が何度も出てきますが、言い換えれば自動売買ソフトのようなものと思ってください。もちろん、自分でEAを作ってもいいのですが、プログラマーが作成したEAは、無料または有料でインターネット上に公開されています。ダウンロードすれば、FX初心者であっても、すぐに自動売買トレードを始めることができます。
EAには色々なタイプがありますが、大きく4種類に分類できます。
リピート型 順張りタイプ
リピート型 逆張りタイプ
ストラテジー型 選択タイプ
ストラテジー型 組立タイプ
リピート型EAは、チャートがあらかじめ決められた状態になると、何度も売買を繰り返します。ほとんどのEAがこのリピート型タイプです。
すべての操作を自分で行う裁量トレードとは異なり、売買のタイミング、利益確定のタイミング、損切りのタイミングなどはパラメータで設定しておきます。その後はEAが勝手に繰り返してくれます。
(1)リピート型 順張りタイプ
「順張り」とは、「トレンドフォロー」とも呼ばれ、トレンドが発生したときに、そのトレンドに沿ってエントリーする手法です。厳密には「ブレイクアウト型」と「押し目型」の2種類に分けられますが、一般的に順張りタイプEAでは「押し目型」が多く使われています。一方、下降トレンドであれば、「戻り売り」となります。これは、トレンド中の戻りやブレイクポイントを狙うロジックです。
トレンドが形成されたときにトレンド方向にポジションを建てれば、大きな利益が期待できますね。
リピート型 順張りタイプの代表的なものには次のものがあります。
トラリピ(マネースクエア)
ループイフダン(アイネット証券·ひまわり証券)
連続予約注文(マネーパートナーズ)
その他にも、ある一定時刻に売買するEAもあります。例えば、東京時間朝の中値(午前11時頃)のトレンドを狙った順張り型EAなどが代表的なものです。
(2)リピート型 逆張りタイプ
逆張りとは、トレンドに対して反対の方向にポジションを建てることをいいます。このタイプのEAは、主にレンジ相場なっているときにエントリーします。
逆張りのEAは、相場の天井、底を狙うため、ちょうどトレンドが変わる節目でエントリーできると、1回の利益額が大きくなるのが特徴です。そのため、成功すれば大きな利益が期待できます。逆張り型EAの多くは、ストキャスティクスやRSIなどのオシレーター系インジケータを活用しており、ロジックも比較的シンプルです。
このため、オシレーターの設定値を変えたり、買われすぎ売られすぎ水準を変えたりなど、トレーダーがいろいろとカスタマイズしやすいのもメリットといえるでしょう。
(3)ストラテジー型 選択タイプ
ストラテジー型選択タイプは、プログラムを選ぶだけというものです。代表的なものには「ミラートレード」があります。ただし、どのようなロジックで売買されるのかが分かりにくいため、トレード成績や売買データを見極め、慎重に選ぶ必要があります。
(4)ストラテジー型 組立タイプ
ストラテジー型組立タイプは、簡単に言うと「オリジナルのEAを自分で作る」ということです。
次のものが有名です。
トライオートFX(インヴァスト証券)
ちょいトレFX(FXプライム)
簡単な操作でインジケータを活用した自動売買プログラムを作成できます。
トレンド相場、レンジ相場、予期せぬ突発的な動きなど様々な局面が繰り返されて相場が形成されています。そのため、勝ち続けるEAを見つける(作る)のは非常に難しい(ほとんど不可能?)と言われています。
もし、勝ち続けるEAがあれば、機関投資家やヘッジファンドがすでに利用していてもおかしくないはずです。また、そのようなEAが無料や低価格で手に入るはずもありません。聖杯を探すように「絶対に勝つEA」を探すのはやめましょう。
しかし、1つのEAだけでは勝ち続けることは難しくても、EAの種類を2つ、3つと増やしていったらどうでしょうか。
例えば、あるEAがトレンド相場に強く、レンジ相場に弱い、また別のEAがレンジ相場に強く、トレンド相場に弱い場合、両方を組み合わせることで弱点を補うことができるかもしれません。
このような考え方を「ポートフォリオを組む」といいます。
自動売買トレードにおけるポートフォリオとは、「複数のEAを組み合わせたもの」という意味です。EAでポートフォリオを構築することで、リスク分散や安定的な利益など様々な恩恵があります。
ポートフォリオを作成するときに意識したいポイントは、相関性の低いEAを選ぶことです。
相関性の高いEAは、自動売買の条件が似ていますが、相関性が低いEAは、自動売買の条件が似ていないということです。
次に、ポートフォリオを組むメリット、デメリット見ていきましょう。
ポートフォリオを組むメリット
リスク分散ができる
利益が出やすい組み合わせが発見できる
リスク分散ができる
1つ目のメリットは「リスクの分散になる」ということ。
前述したように、EAはポートフォリオを組むことで、様々な取引条件での自動売買が可能になります。つまり、1つのEAだけで自動売買するよりも、損をする確率を下げることができるので、リスクの分散になるのです。
新しい相場の見方を養える
2つ目のメリットは、「相場に左右されない組み合わせを発見できる可能性がある」ということです。ひとつのEAでは、トレンドの変化や価格レートの急激な変動などの特定要因の影響を大きく受けてしまいます。
しかし、ポートフォリオを組むことで、それら要因の影響を受けにくい組み合わせを発見できるかもしれません。相場の影響を受けにくいポートフォリオの組み合わせを知れば、必然的に利益を出せる可能性が高くなります。
次は、デメリットです。
組み方を間違えると、大きな損失を招いてしまいます。
ポートフォリオは、正しく組めば非常に優れた取引手法ですが、間違って組むと、EAを止めない限り、相乗的に損が膨らんでいく全自動の取引システムに化けてしまって、大きな損失になってしまいます。
ポートフォリオを適切に活用すれば、リスクを分散できるだけでなく、利益を上げる可能性も高まります。一方、活用方法を間違えたり、定期的な見直しを怠ったりすると、大きな損失につながります。
後の章でも紹介しますが、バックテストやフォワードテストなどを実施して、検証をしましょう。
注意したいのはナンピン(マーチンゲール)型のEAです。
ナンピンも逆張り手法の1つですが、逆張り型で最も重要なのは、設定した価格レートで反発せず、そのままトレンドに乗ってしまった場合にどうするかということです。
対策は3つあります。
定額でナンピンする
金額を増やしてナンピンし続ける(マーチンゲール)
損切りをする
以上の3つのうち、どれかで対応することになります。
例として、相場が買われすぎている時に売る逆張り型のEAがあったとします。
ナンピンする場合、売りエントリーの後に強い買いが入り、相場が上昇トレンドになった場合、追加で売りを入れて平均価格を調整するのがナンピン型EAの特徴です。
また、一定の金額でナンピンを続けるのか、倍の金額にするのかで結果が大きく変わってきます。ナンピンするポジションの量を増やしていく方法はマーチンゲールと呼ばれ、主にギャンブルの世界で使われています。自己資金が続けば、最終的には利益が出ると言われていますが、たいていは破産してしまう恐ろしい方法です。トレードの初心者や、資金が限られている人には絶対にお勧めできません。
もう一つの方法は、市場が逆方向に進んだらすぐに損切りをして、次のチャンスを待つというものです。こちらのほうが安全な運用方法です。逆張りEAの場合、勝率が高くハイリターンなEAがあれば理想的ですが、一度の損失が大きくなりがちなので注意が必要です。これらのEAを見るときに重要なポイントは、「ドローダウン」と「含み損」です。
利益が出ていることが大前提ですが、過去に大きなドローダウンや含み損がないことを確認してから運用するようにしましょう。大きな含み損があると、その時よりも大きなイベントに耐えられなくなります。そのため、利益だけを見るのではなく、ドローダウンや含み損のリスクを確認する必要があります。
MQL5の公式サイトでは、世界中のプログラマーによって開発された数多くのEAが紹介されています。基本的なEAだけでなく、日本のインジケータ手に入らないような特殊な手法を用いたEAもあります。
また、シグナル配信のページや開発者フォーラムもあります。
MT4(MT5)とMQL5の公式コミュニティサイトを連動させることができれば便利です。MQL5コミュニティからEAをダウンロード(購入)すれば、MT4(MT5)に簡単に導入できます。ちなみに、MT5のEAは少ないというイメージがありますが、MQL5コミュニティの公式サイトは他のサイトに比べて選択肢が多く、公開されている数も年々増加しています。
メリット
·MetaTrader4/5と直接連携ができる
·MetaTrader4/5から直接アクセス可能、再起動しなくてもOK
·購入前のバックテスト機能があるEAがある
デメリット
·解説文がほとんど英語
·日本語訳が、何となくヘンな感じ
EAは、GogoJungle(通称:ゴゴジャン)などの外部サイトでも販売されています。GogoJungleは、EAやカスタムインジケータを販売するサイトです。
このサイトは、おそらく国内では最も有名で、広く利用されている販売サイトです。
個人や法人の開発者が作成した多くのEAが掲載されており、EAの売上ランキングや、どのような取引方法で、どのくらいの利益を出しているのかなどの情報を閲覧できます。特に、EA開発者がGogoJungleに出品した後、デモ口座で運用したデータも公開されているので、購入時の参考になります。
MQL5コミュニティとの違い
全体的に高価
お試しEAがない
購入前のバックテスト機能なし
EAは私たちに代わって自動的に取引をしてくれますが、正しく使わないと大きな損失を出してしまう可能性があります。
MT4(MT5)の最大の魅力は、自動売買ロジックをダウンロードして自由に使えることですが、「本当に良い結果が出るのだろうか」とか「ダウンロードした時に開示されていた情報どおりに動くのか」といった不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結局、そのEAに投資するのは、そのEAを作った人ではなく、そのEAのユーザーである私たちです。EAを稼働させて投資をするのは私たちですから、公開された情報を無条件に信じるのではなく、そのEAが本当に使えるかどうかを自分の目で確認してください。
ここでは、稼げるEAの見分け方について説明します。
主なポイントは以下の2つです。
どのような相場に強いのか見分ける
相場は、トレンド相場かレンジ相場の二種類しかありません。
そして、EAは売買に関する色々なロジックでできていますが、大きく分けて、これらのどちらかにターゲットを絞って制作されているケースが多いのです。
そのため、トレンド相場で勝てるEAは、レンジ相場で使ってもあまり勝てない可能性が高く、逆に、レンジ相場で勝てるEAをトレンド相場で使っても、利益を出すことが難しいのです。
この点をしっかりと理解していないと、EAが損失を出し続けた場合、それが悪いEAだから勝てないのか、いいEAだけど相場環境が合わなかったから勝てないのかが把握できなくなってしまいます。ですから、自分が使おうとしているEAがどの市場を狙っているのかを事前に知っておく必要があります。
本当は大きな成果を出す可能性のある最強のEAかもしれないのに、損失だけを見て使えないと諦めてしまうのはもったいないことです。そのため、どのような相場で勝っているのか、負けているのかをチャートと見比べながら、損益の推移を分析してみてください。
過去の取引実績を検証する
2つ目は、過去の取引実績を見分けて選択することです。
特に、次の3つの取引実績は重要なポイントです。
取引ごとの平均利益額
取引ごとの平均利益は、一回の取引結果が良かったか悪かったかを判断する指標の一つです。利益が少ないと、スプレッドによるマイナス分によって損失が出やすくなります。
取引ごとの損失額
平均損失は、取引ごとの損失を示す指標です。
そして、平均の利益額と合わせて、「リスクリワード」と呼ばれる比率を算出できます。この数値が大きいほど、損失が少なく利益が多いということになります。
売買の頻度
売買の頻度とはEAが取引を行う頻度で、一般的には多いほど良質な情報が得られます。また、良い結果が得られればEAの稼働を継続し、悪い結果であれば、何らかの対処ができるでしょう。
MT4(MT5)は、とても簡単にEAの性能検証ができます。
しかも、検証結果をグラフで表示できるので、「このEAで取引したらどうなるか」を分かりやすく確認できます。これらのテストは、リアル口座ではなくデモ口座でもできます。
バックテスト
バックテストとは、あるEAが過去の相場で利益を生み出したかどうかを確認する作業です。つまり、「3年前、10年前から稼働させていたらどうなっていたか」を調べます。過去に有効性が確認できれば、今後もその有効性を維持できる可能性が高くなります。
EAのバックテストをすると、以下のようなレポートを出力できます。
バックテストを行う際に注意すべき4つのポイントを説明します。
成績グラフの形状
まずチェックする項目は、成績グラフの形状です。
グラフが綺麗に右肩上がりになっていれば、そのEAが継続的に利益を上げていることを意味します。波の形がジグザグになっていたり、横線になっていたりすれば、利益と損失がほぼ交互に出ていて、拮抗している状態のEAだと判断できます。
右下がりの形になっていれば、そのEAはただひたすら損失を出し続けているということになります。このようなEAは避けましょう。
損益グラフの確認という意味では、「右肩上がり」のEAを選ぶことが最も重要です。
最大ドローダウン
最大ドローダウンを確認することも大切なポイントです。
資産が一時的に減少する範囲の中で、最大の下落幅を「最大ドローダウン」と呼んでいます。この数値によって、各EAの潜在的な損失の度合いをある程度把握することができます。実際に投資をしていたら、一時的にしてもどれだけ資産が減っていたのかが分かるのです。
上記で紹介したEAは、最大ドローダウンが20年間で約9.8%という結果でした。長期間運用しても、最大リスクは投資金額の1割未満ということを示しています。
もちろん、この最大ドローダウンが小さければ小さいほど、そのEAは優れていると言えます。ドローダウンの影響は個々のトレーダーの資産にもよりますが、さらに損失が続くと、多くの資産を失う可能性があります。後から巻き返して、一気に利益が出るかもしれないと思ってEAの運用を始めるのは危険です。
取引回数
ある程度の取引回数があるEAを選ぶのがおすすめです。取引回数が少ないEAの場合、数回の取引での損益結果が偶然に得られた可能性も否定できません。
普段は損失ばかりのEAであっても、ある一定期間、プラスの結果を出すことがあります。この場合、公開されているデータでは利益が出ていても、長期で見るとEAが何度も損失しか出していないため、その後の売買では利益が出ていない可能性があります。参考にできる統計データとしての取引回数が少なければ、そもそもEAの本当の実力を把握することができません。
できれば、月に3~5回以上、年間では50回以上の実績があるといいでしょう。年に数回しか取引しないEAは、たとえ成績が良くても信頼できません。
勝率
EAの勝率は、トレンドフォロー系で60%、スキャルピング系で70%といわれています。しかし、例えば勝率90%でも1回の取引ですべての利益を吹き飛ばしてしまう可能性も十分考えられます。勝率の高いEAは、早めに利益確定してしまうことが多いので、数回の損切りで大幅な損失を出してしまいます。スキャルピング型EAに多いので注意しましょう。
また、そのEAが、ある期間で出した成績がたまたま90%なのであって、その後に相場環境が変わると崩れてしまうこともあり得ます。この傾向は、特にトレンドフォロー型のEAによく見られます。いずれにしても、異常なほど勝率が高いEAは少し疑って、十分なバックテストとフォワードテストが必要です。
フォワードテスト
フォワードテストとは、そのEAが未来の相場で利益につながるかどうかを確認するテストです。
フォワードテストの結果はバックテストの結果の延長線上にないことが多いため、このテストでは現時点でのEAの有効性を知ることができます。これは、バックテストでは良い結果が出ているように見えるEAでも、過去の市場環境に最適化されていれば、意図的にパフォーマンスを良く見せることができてしまうからです。
そのため、EAを購入する際には、フォワードテストの運用結果が公開されているかどうかを確認することが大切です。
英語ツールですが「Quonti Analyzer」というソフトを使うと、モンテカルロ分析などによってEAの堅ろう性を分析できます。また、複数のEAを組み合わせて、ポートフォリオを作ることができる秀逸なソフトです。
また、ヒストリカルデータは「TickDataSuit」を活用するのがおすすめです。興味があれば、ぜひ調べてみてください。
ここでは、入手した一般的な方法で導入する方法を解説します。
Expertファイル内にEAを入れる
①ファイルタブの「データフォルダを開く」をクリックします。
②データフォルダの中に「MQL4」というファイルがあります。
③そこから「Experts」ファイルを開いていきます。
④Expertsファイルが開いたら、その中にEAをドラッグ&ドロップしてコピーします。
⑤EAがコピーされたら、すべてのファイルを閉じてMT4を再度起動させます。
⑥MT4のナビゲーターウィンドウ内のエキスパートアドバイザ欄にコピーしたEAが入っていることを確認します。これでEAをMT4にインストールできました。
次に、EAを起動させる方法を説明します。
①EAが指定する通貨ペアと時間足があれば設定しておきます。
②エキスパートアドバイザ内のEAをチャートにドラッグ&ドロップします。
EAをドラッグ&ドロップするとEAの設定ウィンドウがポップアップで表示されますので、全般タブから「自動売買を許可する」と「DLLの使用を許可する」にチェックを入れます。
OKボタンをクリックします。
チャートの右上に小さい「ニコちゃん」マークが表示されていることを確認してください。
MT4の自動売買を許可する
ツールバーにある「自動売買」ボタンをクリックします。EAが稼働しているときは緑色、停止しているときは赤色になります。
チャート右上のニコちゃんマークは笑っていますか?
チャートの右上を見ると、笑顔の「ニコちゃん」マークがあります。これでEAが動いているかどうかがわかります。もし、「への口」をしたマークになっていたら、もう一度設定を見直してみましょう。
指定された通貨ペアや時間足ですか?
EAによっては指定された通貨ペア、例えば「GBP/JPY」や「CAD/JPY」でしか稼働しないものもあります。また、時間足も指定されている可能性もあります。どちらにしても、そのEA指定の設定に合わせましょう。
FX業者が指定されていませんか?
無料で配布されているEAや、口座開設の特典などで入手したEAの中には、FX業者を限定されているものもあります。この場合、他の業者のMT4(MT5)では動きませんので注意が必要です。
どれだけ優秀なEAを使っても資金管理をしなければ、結局は資金を減らしてしまいます。ですから、資金管理を徹底してください。
特に注意しなければならないのは、ロットの選択です。ロットサイズは必ず無理のない範囲で設定しましょう。EAの場合、ロットサイズは自分で決められますので、利益を求めて多くのロット数でハイリスクハイリターンを狙うのであれば、むしろ、ローリスク·ローリターンのEAで分散投資をする方が良いでしょう。
常に多くのトレーダーやプログラマーがEAを開発していますので、ご自身の投資方針にあったEAに出会えたらいいですね。
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