暗号通貨ニュース　10月26日昼刊

テスラ、暗号通貨による支払いを再開する意向

Elon Musk（イーロン・マスク）氏が率いる電気自動車製造大手のTesla（テスラ）は、近々、暗号決済への対応を復活させる方向と示す。

テスラは、9月に米国証券取引委員会（SEC）に提出した四半期報告書の中で、「将来的に暗号通貨取引の慣行を復活させる可能性がある」と記録し、暗号通貨を利用した取引の再開を検討していることを示唆した。

さらに、テスラ社は、「価値あるの貯蔵庫」および支払い手段としての暗号資産に対する信念を表明し、報告書に「投資および現金の代替手段としての暗号資産の長期的な可能性を信用する」と記載する。

今年6月に、マスク氏は、ビットコインのエネルギーについて、「少なくとも半分」が再生可能エネルギーで供給されるようになれば、テスラはBTCの支払いを再開すると述べた。

一方、10月26日のデータによると、テスラの株価は1,000ドルを超え、現在の時価総額は1兆260億ドルに達し、現在記事作成時点で約63,032ドルで取引されているビットコインの時価総額、約1兆1,880億ドルに近づいている。

テスラ社日足チャート イメージ：TradingView

アメリカン・エクスプレス CEO：暗号通貨をゴールドと見なし、CBDCの開発に注目

アメリカン・エクスプレス（American Express）のCEOであるStephen Squeriは、暗号通貨を金（ゴールド）と似た資産クラスと見なしていると述べた。

Squeriは、暗号通貨が支払い手段として成功するとは考えておらず、暗号通貨の変動性が暗号通貨の不安定さをもたらすと述べている。

Squeriによると、これがアメリカン・エクスプレスが暗号通貨に関連するクレジットカードを発売する計画がない理由である。彼の推論は、クレジットカードは通常株式や金の購入には使用されないということのため。しかし、Squeri氏は、同社がステーブルコインに関与しているとコメントした。 さらに、アメリカン・エキスプレスは中央銀行デジタル通貨（CBDC）の分野における最新の動向に注目している。

米経済研究所：ビットコインはまだ少数の人々の手に集中している

全米経済研究所（NBER）の調査によると、現在市場に流通しているビットコインの約3分の1は、上位10,000人の個人投資家によって保有や管理されている。

ビットコインの誕生以来、暗号通貨のトレーダーは誰がビットコインの最大の所有者であるかについて議論された。 アドレスの大きさのは保有量の多さを表明できず、大規模のアドレスが主に取引所を表している。所有権の集中程度を調査することは非常に難しいである。

しかし、NBERの研究者は、仲介者と個人のアドレスを区別するデータ収集方法を使用することにより、前者が昨年末に約550万枚ビットコインを管理し、後者が約850万枚ビットコインを管理していることを発見した。 さらに、上位1,000人の個人投資家が約300万枚ビットコインを保有している。その集中度はさらに高くなる可能性がある。