暗号通貨ニュース　10月6日昼刊

SEC会長：SECは暗号通貨を禁止する計画はない

米国証券取引委員会（SEC）のGary Gensler（ゲイリー·ゲンズラー）委員長は、火曜日に行われた下院金融サービス委員会の公聴会で、SECには暗号通貨を禁止する計画はないと述べ、暗号通貨の禁止は「議会次第」だと語った。

ゲンスラー氏はまた、取引所が「SECに参入·登録」する必要があること、DEXも規制の対象となること、ステーブルコインがもたらす潜在的なシステミックリスクとその規制強化の必要性、「ほとんどの暗号通貨を証券と定義する」ことなど、暗号通貨の規制に関するこれまでの見解を述べた。

先週、米連邦準備制度理事会（FRB）のコリン·パウエル議長が下院金融サービス委員会で、FRBが暗号通貨の使用を禁止または制限する意図はないと述べた。

IMF長官：ビットコインなどの暗号資産を通貨と見なすのは難しい

日本時間火曜日に、国際通貨基金（IMF）のゲオルギエヴァ専務理事は、新型コロナウイルスの流行による債務残高の増加にもかかわらず、中期的には財政再建と成長により、欧州は再びソブリン債危機を回避するための強固な基盤を築くことができると述べた。

ゲオルギエヴァ専務理事は、イタリアの大学で開催されたイベントにリモートで登壇し、中央銀行がバックアップするデジタル資産（CBDCなど）が最も信頼できるデジタル資産の形態であると考えられる。ビットコインやその他の暗号資産を、お金と考えるのは難しいと述べた。 ビットコインのような「事実上の資産」の裏には、価格が波動する可能性があるとし、「お金の歴史を通じて、通貨として見るのは難しい」と付け加えた。

ベンチャーキャピタル企業が第3四半期では、暗号企業の投資が増加

Block Research社のデータによると、第3四半期末までにベンチャーキャピタル企業が今年、暗号資産企業分野のに投資した金額は約178億米ドルで、これは過去6年間の合計金額を上回る。暗号資産企業の分野では、第3四半期に423件の資金調達が行われ、その総額は約80億ドルに達した。第3四半期の投資家に最も人気のある投資ツールは、NFT/ゲームバーティカルがDeFiを抜いて1位となった。