中国中央銀行：暗号通貨関連業務の取り締まりは継続

8月27日に、中国人民銀行（中央銀行）金融消費者保護局主催のメディアセミナーで、副局長、尹優平（Yin）氏のは、ビットコインのような暗号通貨は法定通貨ではなく、実際の価値のサポートがないと述べた。暗号通貨関連の取引は純粋に「投機的であり」、一般市民は危険意識を高め、暗号通貨取引から自分の財産保護する必要とコメントし、暗号通貨の取り締まり方針を再び強調した。

セミナーで、Yin氏は、暗号通貨取引の「リバウンド」の可能性を考慮し、中国人民銀行は今年、関連部門と協力し、海外取引所を利用している中国国内取引商を検出し、取引商のホームページ、関連アプリの取り締まると述べた。さらに、Yin氏は「今年に入り、中国人民銀行は、応じた措置を実行し、関連の政策宣伝と、取り締まりの強化などで、中国の暗号通貨取引の誇大宣伝は大幅に減少した。」とコメントした。

Yin氏は、次のステップでは、中国人民銀行が現在の作業に対し、メカニズムを確立し、暗号通貨関連の取引を取り締まりし続けることを明らかにした。市民が違法な資金調達犯罪についての手がかりを見つけた場合、関係部門に迅速に報告する必要があると呼びかけも発表した。

今年に中国中央銀行から暗号通貨取引商への取り締まり

今年6月に中国はウェブでの検索結果から仮想通貨取引所を排除した。取引所のフォビ(Huobi)はレバレッジ取引を制限し始め、中国からの新規ユーザーをブロックした。

さらに、中国人民銀行は、暗号通貨の店頭取引（OTC）デスクの銀行口座を閉鎖するよう命令した。ソーシャルメディアのアカウントも凍結された。OTCデスクは基本的に中国におけるゲートウェイとしており、OTCデスクがないと、ビットコインからステーブルコインに交換することが困難となる。