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概要:この週末!プロトレーダーによりATRを用いた分析法と通貨強弱法をご紹介!
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ここまで紹介したのは、1日のボラティリティを考慮した相場の考え方です。
ところで、もっと視点を広げてみたいと思います。
例えば、週足ATRや月足ATRです。今までは「1日単位」で考えていましたが、週単位や月単位で考えると、もっと面白くなります。
ポンドドル(GBPUSD)の4時間足チャートに週足単位のATRを表示しました。(※)1日単位のATRと同じ考え方で、過去のボラティリティから月曜日~金曜日までの値幅予想をすることができます。
※記事内で活用しているインジケータを無料プレゼントします。
詳細は最後のページに記載しております。
もちろん、視点が大きくなるほど誤差は生じやすくなり、ほとんどの週はATR=100%までは到達しません。しかし、ATR=50%つまり1/2ATRまでは到達する可能性が非常に高いのです。
よく見ると、随所で気持ちよく反応していること(赤枠)が分かります。オレンジの線が「1/2ATR(週足のATR=50%)」です。
では、月足ATRも見てみましょう。
ポンドドル(GBPUSD)の日足チャートに月足単位のATRを表示させてみました。やはり、意識される水準であることが分かります。
見事に反発していることが分かります。逆張りトレードにも活用することができそうです。
ポンドドルの1時間足チャートに月足ATRと週足ATRを表示させてみました。
詳細のトレード手法についての解説はしませんが、月足や週足単位のATRを考えるときは、半分のボラティリティである「1/2ATR(=50%)」を意識します。
週の前半や月の前半では1/2ATRが強力な支持帯/抵抗線になります。しかし、週の後半や月の後半になるにつれて、1/2ATRをブレイクしやすくなります。
この性質を利用すれば、「いつ相場がブレイクしやすいか」という見当もつけやすくなるでしょう。
ATR分析では、トレンドの方向を見極めることはできません。
現在持っているポジションをどこで決済すればよいのかの最適解を導き出せることが最大のメリットです。
利益確定の最適解とは、自分が最も気持ちよくトレードが終われる水準のことです。
デイトレーダーであれば1日のATR、スイングトレーダーであれば、週足ATRや月足ATRを目標にできるでしょう。
過去の相場で変動した値幅を基にしているATRを活用すれば、根拠のある利益目標や支持線/抵抗線を見つけ出すことが可能になります。
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