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概要:アメリカのミレニアル世代の過半数は住宅の購入を後悔している。その理由としては、住宅にかかる隠れたコストや、高すぎる住宅を買ってしまったことを挙げている。
ミレニアル世代の住宅所有者は、家を買ったことを後悔している。
Nikola Stojadinovic/Getty Images
Bankrateの調査によると、ミレニアル世代の住宅所有者のうち3分の2近くが、「家を買ったことを後悔している」と回答した。
住宅市場は需要が過剰で奪い合いとなっており、購入者は買い急いでいる。
初めて家を購入する人は、修繕の必要な中古住宅や、オンラインで販売されている住宅を購入しがちだが、これらは予想外のコストを伴う場合がある。
アメリカのミレニアル世代の住宅所有者の多くが、家を買ったことを後悔している。
個人向け金融情報サービスBankrateの最新調査によると、ミレニアル世代の約3分の2(64%)が、家を買ったことを後悔していると回答した。この調査は、1400人あまりの住宅所有者を対象に行われた。後悔の理由としては、20%強が高額な維持費を挙げ、また13%が「購入費が高すぎた」ことを挙げている。
このような理由が挙がる背景には、歴史的な住宅不足と木材不足により、住宅価格がかつてないほど高騰しているという現状がある。その結果、競合する購入希望者たちが現金での購入や高額な頭金を提示するなど、競争が過熱している。
価格の高騰と在庫の逼迫は、初めて住宅を購入する人が最も多い年代となったミレニアル世代に、新たなアフォーダビリティ(適切な住宅に適切な負担で居住できること)の課題をもたらしている。ミレニアル世代は2020年の住宅市場をけん引したが、ブームが在庫危機につながった結果、ミレニアル世代の多くにとって、住宅購入は再び手の届かないものとなった。
住宅を購入できた人も、多くは市場価格より高い値段で手に入れている。他の誰かに買われる前にと、手続きを急いだ人もいる。
そうした一人が、ニュージャージー州からカリフォルニア州ロサンゼルスに引っ越したステラ・グアン(Stella Guan)さんだ。グアンさんは2021年2月、Insiderに対して、パンデミック中に家を買ったことを後悔していると語った。グアンさんは当初、「物事を早く終わらせたかった」ため、7、8件の購入申し込みを行い、うち1件にオファーが通ったという。
グアンさんは当時、夢だったランチスタイルの家を手に入れたと信じており、「なぜかカウンターオファー(申し込みに対する売り主からの価格修正希望)がなかった」のは運が良かったと考えていたという。
しかし、その家には黒カビが生えており、修繕には予定以上の費用がかかった。改装のためにとっていた予算は3万ドル(約330万円)だったが、実際には5万ドル(約550万円)以上を支払うことになった。グアンさんは、自分好みに家を改装するつもりだったが、「リノベーションではなく、修繕にすべての予算を使ってしまった」という。
新しい買い手もつかず、オンラインの不動産売買業者に売却したが、50%しか回収できなかったという。現在のアメリカの住宅市場の状況は、人々を後悔するような決断に追い込む可能性がある、とグアンさんは述べている。
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